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■ニノキン全力投球。
2005年02月03日(木)
朝もはよから娘・R(1才)が、すたたたたーと
縦横無尽に部屋の中をヨチヨチ歩き。

何故か棚から引きずり出した小さな本を
手に持って歩いている。

「R、お前は二宮金次郎か」

とりあえずそう突っ込んでおいて、そういえば
苗字が「二ノ宮」というだけで「ニノキン」と
あだ名されていた友達がいたことを思い出した。

蛇足ながら「相川」という友達は「キンキン」と
呼ばれていたし、「菅井」という苗字の友達は
「スガイキン」であった。

「あだーーーーー」

本を開いたまま奥の部屋に行くRを追い

「ニノキン待てー!本を読んであげよう」

Rの持つ本を開いて、それに乗っている写真を
いちいち読み上げてやった。

「これはコップ。これは自転車、これは…」

僕がひとつひとつ指差すと、

「あだ、うだ」

Rもこれまた指を差して確認する。

「おお、ニノキンは勉強家だぞ」

「あだあ!」

Rがひときわ高く声を上げ指差した。しかしそれは
本の外にあるものであった。それは僕のバディの
一部というか、なんというか…。

ニノキン君、それはおとうちゃんの
タ○キンなんだ。

お下劣なオチがついたところで
バイバイキンである。



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