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■わたし待ーつーわ。飲みながら待ーつーわ。
2005年01月10日(月)
土曜日から実家に帰っている嫁と娘・R(1才)

日曜日には帰って来てくれるのだろうかと思っていたが

「ごめん、やっぱ明日帰ります」

とのメールが入り、もう一晩寂しい夜を送らなければ
ならなくなった。きっと里心がついてしまったに違いない。

嫁はカレーを作り、ゴハンを炊いていてくれたが
やがてそれも尽き、こうなったら外で飲んだくれて空腹と
寂しさを癒すしかあるまい、と決意した。

そんなわけでネットのお友達、望月君が捕まったので
池袋の監獄居酒屋に行こうと思い立ったのであった。

ここは店の中が牢獄の設定となっており、入り口には
容姿端麗なミニスカポリスが待ち構えてい、

「ここに来るのは何度目ですか?」

といきなり尋問されるのである。

「あの…初めてですけど」

客がそう答えると手錠をガチャンとはめられ

「初犯1名連行しまーす」

手錠につながれた縄でミニスカポリスに引っ張りまわされて
独房という名の客席に連れて行かれるのである。

僕は今日来るのは2回目であるので

「前科1犯連行しまーす」

とミニスカポリスに引き摺り回されるのを
楽しみにしていたのに、監獄居酒屋の前には
連行待ちの人間が何十人と蠢いており、いつ
入所できるか分からない状態であった。

「日本の犯罪社会化がここまで進んでいようとは…」

僕と望月君は入所を諦めて普通の居酒屋に
入ったのであった。ここでは望月君が

「あなたのサイトは時々見るに耐えない時がある」

などという歯に衣着せぬことを言われ

「オヤジ…もう一杯」

という酒の酔いに身を任せたい気分で一杯に
なり、家に帰ってきた。

嫁とRは今日帰ってくるはずであるが

「ごめん、やっぱ来年帰ります」

というメールが入らないかどうかビクビクしながら
待っているのである。

父帰る。嫁も帰れ。


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