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■カボチャのパレードと娘のカボチャパンツ。
2004年11月01日(月)
川崎のハロウィンパレードに行って来た。

嫁と娘・R(1才)を連れ、友達のちあきちゃん&前田君と合流。
しかし、来る予定だったちあきちゃんの友達、フジモリ氏は
ドタキャン。

2年前にフジモリ氏と会った時、彼女は丸坊主であった。
袈裟を着せればそのまま瀬戸内寂聴のような濃いキャラは
そうはいないので残念である。

パレードのスタート地点に着くと、すでに仮装した
人たちで溢れていた。彼等が街を練り歩くのだが、
先導するのはド派手にデコレイトされたトラックである。

トラックから大音量のテクノやトランスを流し、設けられた
お立ち台にはレイヴっ子達がのぼり、激しく踊ってパレードを
盛り上げるのである。

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パレードが始まる前から踊りまくるドラァグクイーン(男)

ちあきちゃんが突然僕に叫んだ。

「あ!あそこにかじりん好みの格好した女の子がいますよ!」

「え!どこ!」

「ほら、あそこ!語尾に『にょ』とか言いそうな女の子(※1)。
 そういうの大好きでしょう!」

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※1:語尾に「にょ」とか言いそうな女の子

えらい言われような僕。あたしゃアニメロリオタクか。
ともかく、パレードは始まった。

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わあ〜。ずんどこずんどこ(テクノ曲)

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わあ〜。どぱすかどぱすか(テクノ曲)

さて、うちのRもちょっと仮装っぽいことをさせてみよう
ということで、お姫様っぽいフリフリドレスにカボチャパンツ、
小物としてティアラやら天使の羽根やら、親父の趣味丸出しで
コスプレさせてみた。

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しかし大勢の異形の者達を目の当たりにし、びびっていた。
娘よ、お父ちゃんが悪かったよ。

パレードが終わった後は、仮装コンテストが始まった。
イカす仮装をした人達が次々に表彰されていた。
驚いたことに、その賞品が豪華なのだ。何万円の商品券や
ディズニーシー招待券、そして最優秀仮想賞にはなんと、
ペアのイタリア旅行+10万円!

僕らやちあきちゃん達は何も仮装をしていなかったけれども

「来年は気合入れて仮装しよう!」

ということになった。

「フジモリ氏も参加させて、みんなでやろう!」

と、ちあきちゃんが乗り気になった。そこで僕も考えた。

「フジモリ氏を入れるとなると…彼女、瀬戸内寂聴みたいだから
 みんなで瀬戸内寂聴やろうよ。5人でやろう!」

「え、5人で?」

「うん。寂聴ファイブと名付けよう」

イタリア旅行はもらった。

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