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■エッチすけっちワンタッチ。
2004年10月31日(日)
買物をしに嫁と娘・R(1才)と出かけた。

雨が降っていたのでベビーカーは使えず、嫁は抱っこ紐を
身にまといRを抱いて歩くことにした。

「私の傘はワンタッチ!Rを抱いていても簡単に開くの!」

嫁は得意気にボタン式の傘をばさっと広げた。Rを抱っこしている嫁に
とっては確かにそっちの方がいいだろうが、今時ワンタッチとかで
誇らし気に言うこともないだろうに。

僕は軽やかに嫁の背後を取り、風のように嫁の尻をさっと撫で

「これぞ忍法ワンタッチ!」

我、奇襲に成功せりと満面の笑みを浮かべたのだが、
嫁は一瞥もせずにスタスタと歩いていく。

「あの…ちょいと、奥さん…」

「まいっちんぐ」とかそれなりのリアクションしてくれないと
寂しいじゃないのよさ、と慌てて嫁を追いかけたところ、
嫁は振り向きざま広島ヤクザも真っ青の鋭いメンチを切り

「つまんないわよ…」

一瞬殺されるかと思った。

「申し訳ございません」

嫁のガンたれも怖かったがその様子を無垢な目でキュピインと
見つめるRの視線も痛かった。

Rは僕のワンタッチを見ていたのであろうか。
というのも、夜僕がRを風呂に入れた際に、Rはいきなり
僕の下半身にある棒のような物を

「ぺろりん」

と撫でて来たのであった。僕は抗ぐことすら敵わず

「あ…いや…やめてん」

身をよじることで精一杯だった。
見よ、僕のほうが嫁より恥じらいがあり艶っぽい
リアクションではないか。

それにしても、また変な手癖をRに伝授してしまったようだ。
こないだ(10/16の日記)のセクシーコマンドーといい、
妙なことばっかり真似る娘であることよ。

親の手を見て子は育つ。

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