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■鼻タレ娘とヘタレ父。
2004年09月24日(金)
休日、昼寝ばかりしていたら嫁に叩き起こされ怒られた。
目を開けると娘・R(1才)も枕元で僕を見下ろしていた。

「Rちゃんだってお父さんと遊んでもらいたいのよ!
 あなたが寝ている間、あなたのおなかに抱きついていたの、
 気が付かなかった?」

おお、なんということだ。すまんR。最早僕のボデーを欲して
抱きついてくる女などおらん。嫁ですら相手にしてくれない
「嫁またぎ」のこの体に擦り寄って来るのは…R、君だけだよ。

R、ごめんね…とRの頭に手を伸ばし、ナデナデしようとしたら

「ふごおー!」

Rはクロスカウンターで僕の鼻を思いっきりつまみおった。
赤子ながら大した握力。それに爪を立てられて結構痛い。
しかし僕の体に爪を立ててくる女もやはりおらん。
痛いけど嬉しい心境でRのさせるがままにしていたら

「うぎゃー!」

今度は僕のまぶたを力の限りつまんで来るではないか。
目にまで指が入ってくる。痛い。これは痛い。

僕はRのことを「目に入れても痛くないほど可愛い」
とか常々言っていたが、これは神による試練なのだろうか。
それを見ていた嫁は笑いながら言った。

「きっとあなたの目をくり抜こうとしてるのよ」

「ヒイイ!スプラッタ過ぎる!」

ということは、さっき鼻をつまんでいたのも…?
うちの娘はいつの間に悪魔超人みたいになってしまったのだ。
僕は寝る時はトランクスで寝ているので、もしさっき
横ちんして寝ていたとすれば、それも餌食になった
ことであろう。恐ろしいことである。

嫁はその様子を涼しげに見ているだけだ。
おのれこの残虐母娘め。

「そういえば、あなたのおなかに抱きついていたのも…」

「なんだよ」

「鼻水を拭いていただけかもしれないわ。R、今日は
 ずっと鼻タレだったから」

ひどいわー!結局Rに体を弄ばれていたのね。
Rのことを心から愛していたのに、アンタはアタイの体
だけが目的だったのね。

いや、僕も寝てばっかりで悪かったから。だから君も

父で遊ぶな。
父と遊べよ。

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