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■東海道中ちちくりげ。
2004年09月23日(木)
大阪旅行から帰って来て一息ついた夜、
嫁が財布を持って僕のところにやって来た。

「けっこうお金使ったでしょう」

「は?」

「新幹線もホテルも全部あなたがお金出してたじゃないの」

「うん」

「わたし、ちょっとお金払うよ」

「別にいいよ、それぐらい」

うちは嫁が財布を握っているわけではないので
そんな必要はない。

我が家では 僕稼ぐ人 嫁家事の人
そのまた乳を 吸う娘

という家族の理である。しかし働いても会社からもらえるのは
お金だけであり、夜の我が家の理としては

我が家では 僕またぐ人 嫁あえぐ人
おまたと乳を 吸うのも僕

という関係が望ましく

「じゃあお前には体で払ってもらおうかなぐへへ」

当然の要求をしたら

「いえ、お金で払います」

有無を言わさず福沢諭吉をバン、と叩きつけたのであった。

「嫁ー!お金じゃないのよお金じゃないのよー!」

昔、島田紳助がやってたネタのように身を悶えて
嫁に抗議したのだが

「体なら払ったでしょ!大阪での夜…あんなに…ウフフ…」

確かに、大阪で泊まったホテルで久しぶりに
燃え上がってしまったことは確かだ。
でもあれで終わりなのか。嫁は金で解決してまで
夫婦の契りを拒むのか。

嫁のセクスレス傾向を何としてでも打開する
手立てを見つけなければ…。

何でも金で解決する夫婦なんていやだ。しかし嫁は
そんなドライな関係を望んでいるのか?

亭主元気でレスがいい…?

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