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■シカト見届けました。
2004年09月05日(日)
僕が恋して止まない、以前近所に住んでいた美少女Rちゃん。

どれくらいRちゃんをスキスキスーなのかというと、これまた
僕が愛して止まない娘(1才)に彼女の名前をそのまま
付けてしまったほどである。

しかしもう半年以上音信不通。

僕を嫌いになったらなったで一言「もう会えません」と
伝えてくれれば諦めがつくものの、大人になる一歩手前で
忽然と姿を消した美少女との思い出は、途方もなく美しい
ものへと昇華し、最早僕の中では伝説とすらなりつつある。
手掛かりさえあれば美少女を探索する旅にでも出るのだが。

美少女クエストV〜そして伝説へ〜

ってな感じで。

今日、そのRちゃんの元彼を駅前で見た。「やあ」と声をかけたら…
シカトされた。

引きつっているであろう僕の笑顔と挙げた手が宙ぶらりんに
なったまま固まってしまった。

一瞬目が合ったじゃん!

いや、目が合ったとしても元彼は僕に気付かず、僕の声も
聞こえなかったのでは、と百歩譲って考え直してみたが、
再び声を掛けることには躊躇してしまった。

Rちゃんと元彼が付き合ってる最中でも、僕はRちゃんを
メシに誘ったり飲みに連れて行ったり、何かとちょっかいを
出していたので、後ろめたさがあったのである。
当然元彼にしてみれば面白いはずはなかったと思う。

僕だって面白くなかった!僕の方がずっと前からRちゃんと
友達だったのに、いつの間にかヒョイと現れてくっついてるし、
裏路地で熱烈なイチャイチャをしてるのも僕は見てしまった。
あの時は寝床で血の涙を流して慟哭したものである。
変な汁も流れちゃったけど。

しかし、僕の振る舞いに文句があったのならその当時に
言われるなりしただろうし、何しろ今は元彼はRちゃんと
別れている。

元彼も僕も今や同じRちゃんに捨てられた男。
昔のわだかまりは水に流して傷を舐め合いたい
だけなんだよう…。

そんな風にはいかないのかね。僕がそう都合よく思ってるだけで
元彼にとってはまだシガラミみたいなものを感じているのかも
しれない。

離れていく元彼の背中を見つつ、もう一度、小さな声であったが
呼びかけてみた。元彼は振り向かなかった。

返事がない。ただのシガラミのようだ。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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