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■ドメスティック・ストリーキング。
2004年07月06日(火)
娘・R(10ヶ月)を風呂に入れるためには、
まず自分が素っ裸になる。
それからRの服を脱がして風呂に直行する。

たとえ長年連れ添って毛穴まで知り尽くされた嫁で
あろうとも、もろ肌を見られるのは恥ずかしい。
体はおじさんでも心は乙女の僕である。

だからRを茶の間から風呂場まで連れて行く間は
全裸で全力疾走。時々カーテンも開いていることがあり、
その時はご近所向けの額縁ショーにもなってしまう。
この一瞬、我ながら間抜けな姿だなあといつも思う。

ふるちんや 風呂に飛び込む 水の音

僕が風呂に入ると、嫁が風呂場の前に着替えを置いて
くれることになっている。ただし忘れていることが多い。
そんな時はRの泣き声を真似して訴えるのである。

「うわーん。んまんまー」(訳:ママ。僕のパンツがないよう)

「あ、パンツ忘れてたわ!」

「んまんまー」(訳:さすが泣き声だけで分かってくれたんだね)

「ごめんね!」

「んま!」(訳:それだけかよ!)

「ごめんね」とは言ったものの、その後は沈黙の嫁。
それは「それぐらい自分で取って来い」という、
静かな無言の圧力であった。

静けさや 胸に染み入る 嫁の声

こうして風呂場から洋服ダンスまで、再び全裸全力疾走を
敢行する僕は、重ね重ね間抜けな姿だなあと思う。
しかしそのひとり羞恥プレイも最近まんざらでもないと
感じ始めてきた今日この頃。

奥のマゾ道。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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