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■指フェチズム。
2001年02月13日(火)
「タバコ一本オクレ」

おずおずと手を差し伸べてきたのは
僕のお気にいり、ゲーセン店員の超美少女、Rちゃん。

この子に対しては僕は痴人の愛モードなので断るはずがない。
この美少女になら全財産捧げてもよい。

貯金ないけど。

しばし雑談。ふと会話に間が空いた。
Rちゃんは何かをじい、とを睨んでいるのだ。

視線の先にはタバコを持つ僕の指…。

「あ、またタバコ欲しいの?」

「ううん、指を見ているの…」

Rちゃんは指フェチである。
その指フェチをして「黄金の神の指」と言わしめた、僕の指。
勿論、ゲームのビートマニアでの手さばきを指してのことだが。
残念ながらエロいテクニークとかではない。

よく僕のゲームプレイを横目で眺めつつ
ゲーム終了後、僕の手を取り

「ぐへへ」

とよだれを垂らしていたものだ。

Rちゃんは無言のまま見つめる。

「じいー…」

(随分長いな…)

「じいー…」

(あ、爪切っておけばよかった)

「じいいいい…」

(な、なんか言わないと怖いんですけど…)

沈黙に耐え切れなくなってきた。
何かを言わなければ…僕は口を開いた。

「…この指でヒイヒイ言わしちゃろか?」

「クソオヤジ」

Rちゃんは指から視線を離し、
もう二度と指に目を移すことは、

なかった…。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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