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■あっ課長、およしになって。
2001年01月16日(火)
本人の名誉のためにまず書いておく。

職場の某N課長(50過ぎ)は素晴らしいお人である。
仕事は抜群にこなすし面倒見が良く、
多くの部下からも尊敬、信頼されている。

僕はよくおちょくられているのだが
どこまで冗談だか分からなくなるときがある。

ある日N課長に後ろから呼ばれた。

「おい!そこのぼっちゃん!」

おぼっちゃん扱いである。

またある日、喫煙室で一緒にタバコを吸っていると
僕の前髪をパラリとかき上げ

「かーわいい顔しちゃってえ」

稚児扱いである。

またまたある日、僕が直属の上司に仕事の説明をしていた時
N課長は横で僕の顔をじーっと睨みつつ難しい顔をしていた。
さては僕の話に異議があるのか…。

「あのさ、」

「N課長、何か?」

「君の横顔を見ていたんだが、ほっぺに白粉塗って、口紅さすと
もっとかわいいんじゃないかなあ…」

お小姓扱いである。

普段オタクツラとかしか言われていないので調子が狂う。

それに、
僕今年で30なんですけど。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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