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■恐ろしい他人の目。
2001年01月03日(水)
栃木の実家から帰ってきた。
彼女は僕の家でもう一泊するのでついてきた。

ビートマニアの弾き始め、ということで一緒にゲーセンへ。
指の傷がまだ塞がってないのだがまあよい。
縁起物である。(?)

正月みんなヒマなのかゲーセン店内はとても混んでいた。
僕のお気に入りの美少女店員、Rちゃんも
必死になって働いていたので
手短にお土産をぽいっと渡した。

「Rちゃんに会えてよかったでちゅね〜」

皮肉たっぷりの彼女を黙殺しビートマニアをやることにする。

よくここのゲーセンで会うビートマニア友達の、太郎君がいた。
僕の傍らに彼女がいたせいか、遠慮がちにぺこりと挨拶する太郎君。
彼女がちょっと離れたのを見計らってつつつ〜っとやってきた。

「あの女の人、彼女っすか?」

そういえば太郎君は僕の彼女を見るのは初めてだった。

「そうだけど」

「じゃ、じゃあ二人目ってことですか?」

???彼は何を言ってるのか?

「なんのことだよ?」

そう訝しげに聞く僕。

「かじりんさんの彼女って、あの店員の女の子じゃないんですか?」

「声がでかいって!!」

店員の女の子とはもちろんRちゃんのことである。
思わず彼女の顔色をうかがってしまった。
聞こえてはないようだが…。

「いや〜僕らビーマニ仲間の間ではそういうことになってたんで〜」

太郎君にも結構仲間がいるのだ。
僕はほとんど喋った事はないのだが顔ぐらいは知ってる。
そうか。彼らの間ではそういうことになっていたのか。

そんないちゃいちゃしてるかなあ。
彼女が聞いたらどうなることやら。

…結局聞いてたらしく後で泣かれた。
合掌。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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