■人魚姫の国から織姫の手紙
2000年10月16日(月)
僕の食べ友達で織物の達人、ヨウコさん。
8月末にデンマークの大学に講師となって旅立ってしまったが
相変わらずメールや手紙をしょっちゅうくれる。
オヤジ受けがよいのも相変わらずで北欧オヤジに熱烈なラブコールも
受け続けてるようだ。
ヨウコさんも見知らぬ地での生活もかなり辛いに違いないのに
僕が仕事などでかなりへばっている時もずいぶん励ましてもらった。
僕は自分がくたばってる時などはとても他人を励ましたりはできないが。
僕が1通出すのに対し、ヨウコさんは2通も3通もくれるので大変申し訳ない。
ヨウコさんは相変わらずアルファベットで
ローマ字と英語のチャンポンで書いてくる。
向こうのパソコンには日本語フォントなど入ってるはずがないから。
僕も最初アルファベットで文を書いて送っていたが、
最近はお絵かきソフトで文を入力してそれをGIFファイルにして
添付して送っている。
こうすればヨウコさんも日本語メールが読めるというわけだ。
案の定すごく喜んでくれた。
最近のヨウコさん、ストレスで体重が30キロ台になってしまったという。
彼女もかなり苦労があるようだ。
日本とは食べ物も違うし、食欲も湧きにくいのだろう。
ヨウコさんからの2週間前ほど前の手紙に、千円札が入っていて驚いた。
「千円渡すからラーメン送って欲しいよ〜」
とのことだった。
僕としては早く送ってタクサン食べてもらって体重を戻してもらいたい。
しかしよく考えてみたらコンビニのクロネコヤマトじゃ
デンマークへは送れないのよね←バカ。
月〜金働いている身だと郵便局に行けない。どうしよう。
彼女に頼む…バレバレである。やってはくれるだろうけど
1週間は口を聞いてくれないに違いない。
彼女はそういう人だ。
ううむ…それにしても…会いたい…。いっそのこと直接持って行くか??
それこそ悪魔化まっしぐらだな。
今日もアリガトウゴザイマシタ。
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