紫の生活

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詩人について
2008年10月20日(月)

最近、サイトに掲載していた小説を、全部「テキスポ」という投稿サイトに移した。たしか去年くらいに開設されて、そのときはたしかに文芸サイトという感じだったのだが、いつのまにかニュース評論とか2ch記事みたいなのが目立つようになっていた。まあ私はどちらも好きなので別にいいんだが。

印象的なのは、文芸チームの中で「詩」が多いことだ。詩人には無条件で憧れる。
私に詩は書けない。小説は、書いたものが「小説になっている」かどうかは一応、わかるつもりだ。だが詩は、どう書けば「詩になっている」のかわからない。もっとも、小説にしたところで、完全にわかっているかあやしいし、具体的になにがどうなれば「なる」のか説明できるものではないと思う。けれども詩は、漠然と感じとることすらできない。

以前から「詩は酔っぱらって読むくらいがちょうどいい」と思っているが、酔っぱらってでもいないとよさが理解できそうもないからだ。書くのもまたそうなのかもしれない。




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