紫の生活

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冗談
2008年10月21日(火)

さっきNHKで茂木健一郎が、脳にとっての「笑い」の重要さ、みたいなことをしゃべってたが、たしかに、私たちは笑いがなければ生きていけない。冗談を禁じられるのは、ひょっとすると風呂を禁じられるよりつらいかもしれない。

よく関西人が、なにか冗談をいい、相手がのってこないと、すぐつまらん奴だという。そして東京人は全部つまらん奴で、関西人は全部おもろい奴だという。
むろん彼は間違っている。東京人もまた、おもろい奴なのだ。自分が冗談をいい、相手がのってこないと、つまらん奴だと思うのである。ただ、それを口に出さないだけである。

しかし、自分が冗談をいい、相手がのってこないとき、責任は完全に自分にある。おのれが冗談をいっていることを、相手にわからせてはじめて、冗談は成立するのだ。いかにも明らかな冗談、すなわちダジャレなどが低級とされるのも、この所以である。
先日、某SNSで、やらかした。成立させられなかったのだ。私はいま、沈んでいる。



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