人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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我が家にお盆なんて、そんな行事はなかった。…のだと思う。
結局、私の元に亡き夫が一時帰宅したとか、そういう感じはなく、結局、いつも通りの日々が過ぎ、お盆終了。そうだ、そんなもんだ。上の子が見た夢なんて、所詮夢だ。夢なんだ。私が鈍感だとか、私には会いに来なかったなんて、そういう話じゃないんだ。
恋しいとか。いい思い出だけ思い出すとか。こんなときあの人はなんて言うだろうかとか。そんな、時々、チクリと、胸を刺す、脳内を過る、何だろう、思い出? 想像? 身に沁みついた何か?
生きるのがつらいわけじゃないけれどちょっと相談したいとか、触れたらどういう表情するのだろうかあの人の反応を見たいだとか、そういう、何だろう、どうでもいいことなのに、積み重ねたかったことだったというか。
新しい人との関係を結ぶ面倒くささと、あの人以上に私を受け入れてくれる、許してくれる人はいないんじゃないかとか、モテないわけじゃないのに、そんな途方もない気持ちになることがある。
もうね、本当ね、会いたいだけなの。
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