人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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2002年11月20日(水) |
なんでこんな遠くの人と出会ってしまったんだろう? |
あの人を好きすぎな私。
昨晩、再び彼を好きだと強く強く自覚して、パニックに陥った。訳分からず涙が溢れ、切ない気持ちでいっぱいになった。
最近、プライベートでは情緒不安定さが顕著。彼も今週頭から私の精神面がおかしいことに気づいたようで、朝一メールが『大丈夫か?』と始まる文面になってしまっている。 けれど、職場ではようやく感情を取り戻し、楽しく仕事している。やっぱりひとと触れ合うのが好きなんだわ私〜、と自覚することさえある。 けれど、うちに帰り、素の私に戻るとまったくダメだ。鬱傾向が続くときは何日も続くし、時々躁状態になって自分をセーブしきれないことがある。睡眠も日によって取れたり取れなかったりだ。
恋や愛ばかりが人生じゃないってこと、ちゃんと分かってる。けど、今の私は仕事も楽しいけれど、彼を好きだということの方が重大なようで。 次の給料日までちょっと苦しくなるだろうが、生活費を削ってでも今週末、彼に会いに行く決意をしてしまった。そう、体調さえよければ。
そういえば、私が読みつづけているねむりさんの掲示板にも書き込みをしたのだけれど、私が彼に使うお金を惜しいと思ったら、もうそこで恋は終わったも同然だ。彼とて同様。
大学時代の中の9ヶ月間、私はパート看護婦をして小遣い稼ぎをしていた。短大で看護の勉強して看護婦免許持ってたので、その資格を活かした高額もらえるパートだった。ひと月2〜3回の出勤で、1日8時半〜17時勤務15,000円也。そんなバイト、水商売を除くと他になかった。 だから、非人道的な看護を目にしてつらくても、すぐに辞めずに私は9ヶ月も老人病院に居つづけてしまったのだ。
そんな中、私は彼とネットで出会ってしまった。 始まったのは、東京−大阪間の遠距離恋愛。正確には新横浜駅と新大阪駅の距離。金券ショップで買う新幹線切符は、片道13,000円くらい。往復すると、かなりの額が飛ぶ。 私には私なりの恋愛美学があって、いくら彼が社会人であっても、彼にばかり金銭面で負担をかけるのは嫌だった。 だから、ひと月ごとに行き来することを提案し、自分の交通費だけは自分で出すことを承諾させた。
あの頃、親から小遣いはもらわず、自分で月に3〜45,000円稼いで過ごしていた。だけど、その稼いだ大半を交通費に取られながらも、私は文句を思いつくこともなく新幹線の切符購入していた。 コートもワンピースもブーツもサンダルもアクセサリーも、人並みには欲しかったけれど、彼に会う為に使うお金のことを惜しんでまで買う気にはならなかった。 私にとって、彼の存在とはそういうものだった。
今、頭の中を『会いたくて』と『海の時間』が交互に流れている。どちらも私の大好きな谷山浩子の曲だ。恋しい人に会いたいと歌う歌と、恋しい人と一緒にいるしあわせを歌った歌。
早く彼に会いたい。気持ちを直に伝えたい。いやってほど抱きしめたい。甘えたい。
私、なんでこんなに遠くの人と、出会っちゃったんだろう?
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