人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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2002年11月15日(金) |
落ちたる関係、本気の恋 |
最近、予想外なことばかり。
1週間、まったく音沙汰がなかったので、ようやく終わったか、と思っていた。けれど、沈黙にしびれを切らしたかのようなタイミングで、再びメールが舞い込んできた。
『おはよ〜 今週末も忙しい?』
何事もなかったかのような、普通のメール。すべてを忘れて思わず返信しそうになり、あわてて打ちかけた返信欄を取り消しした。 何らかの繋がりがある限り、彼を傷つけることは必至だ。もう期待をもたせないためにも、返事は書いちゃいけない。最後通告はとうにしたのだから。
何度も「もう諦めようと思う」という言葉で私の気を引こうと、何度も揺さぶりをかけようとしているけれど、それはもう逆効果でしかない。 私の気持ちは彼を開放する側で、私を開放してもらう側で固まってしまっているのだ。 「じらし」でも「迷い」でもない。
追い求める側と逃げる側。 逃げる側には、すでに捕まる気など毛頭なくて。そこでもうすでに、関係のバランスは崩れているというのに。
人の気持ちがどこに向かうかなんてこと、本当、予測不能。
−−−
互いの想いが実るとき。
先日話題にした彼の会社の後輩が、とうとう女性をひとりに絞った。バーチャルタウンで出会った女性と数人会って半分遊びで寝たりしながらも、ようやくいい人にめぐり合えたようだ。
彼は彼女に初っ端から、「忘れられない人がいるから付き合えない。その彼とは今でも連絡を取り合っていて、いつか彼は戻ってくれるかもしれないから」と告げられたにも関わらず、数週間かけて口と身体で口説き落とし、晴れて恋人同士になったらしい。・・・そう、身体を張ったというところが、私的にはまたすごいんだがな。まあ、その辺は『日常茶話』ネタなので、そのうちあっちででも書こうかと思うけど。 しかし、彼の誹謗・中傷を続けていた例の彼女は、静かになったのだろうか? その辺はよく知らない。
彼とその彼女は大阪−和歌山間の微妙な中距離恋愛。彼が週末に車を飛ばして会いに行っているらしい。若いって素晴らしいわな。平日は残業もこなしながら仕事して、週末には2時間近く車で走ってデートするなんて。うらやましいような、話聞いただけで疲れちゃいそうな。
だけど、本気の恋は、唯一の恋は、人を成長させる。人を大事にするって、莫大なエネルギーを必要とするから。
ふたりの気持ちが互いに向くっていうのは、本当、奇跡な出来事。
−−−
終わろうとしている恋、はじまったばかりの恋。
恋愛はしあわせだけが長く続くわけではないけれど。トータル(+)なら、それでいいのだ。
だけど私と彼の関係は、恋愛だったんだろうか? 正直なところ、しあわせだったことなんて、あんまりなかった気がする。 中途半端な気持ちと立場なままに彼と寝て、彼を振り回した自覚はあるし。
出会いの失敗を繰り返しながらも、ようやくひとつの恋を手にした彼の後輩。最初はやっかいな相手に惚れたね、なんて言われながらも、最後はその粘り強さで彼女の心を奪った・・・んだろうか? 少しだけ、不安の残る私。ごめん、不吉な発言だね。
勝手だけど、大事な人たちには傷ついて欲しくないと思う。
恋愛って難しいね。
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