人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年10月09日(水) Men who have sex with men

時々、親友の弟ではないかとドキッとしてしまうことがある。

今日の日記名の日本語訳は、「同性愛男性」。
実は私の親友の弟はゲイで、彼は大学時代にチャットで知り合った男の人と暮らし始めた。シゲル(仮)くん、当時20歳、現在22歳。
その男性と暮らし始めてからも、恋愛相手を同性に絞ったシゲルくんは不特定多数の相手と接触を求めた。その性交の中でB型肝炎に罹患し死にかけたこともあったが、どうにか一命を取り留めた。若かったし、きっと今も元気に生きているのだと思う。もしかしたら、大学は中退してしまったかもしれないけれど。

やはり、シゲルくんのことはかなりシークレット扱いだし、まあ、その親友自体とも最近連絡お互いにサボりがちということもあり、彼の消息についてはよく把握していない。
まあ、その親友というのが、高校時代に同じ男に二股かけられていた我が片割れであり、現在パスワード制のHPを開設していてその中で我がネットが出会いの16歳年の差遠距離恋愛について熱く熱く超批判的に語っているらしいカエ(仮)で、シゲルくんはその彼女の弟だ。
だから、ゲイだという人の日記を見ると、「もしや・・・」と思ってしまう。

出会い系サイトは、出会いにくかった人たちまでもを出会いやすくし。ある意味、とっても自由に出会えるようになった人たちもいるのだ。犯罪や事件も多いだろうが、ようやく自分の信じる道を進めるようになった人たちがいるのだ。そう、シゲルくんのように。
「もう、恋愛対象を男だけにしたよ」と笑った、シゲルくんのように。

だけど、その裏にはカエやその家族のように悲しみ傷ついてしまった人たちもいるのだけれど。

何がいいとも悪いともいえない。だけど。
嗜好云々は置いておいて、周囲に心配かけないように行動してしなければ、認められるかもしれないものも認められなくなってしまうと思う。

とりあえずは、健やかに、人を愛することを。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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