人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年09月26日(木) 彼の禁煙までの道のりは長く、果てしなく

「私はこれで会社を辞めました」のCMが世を風靡してから、どれくらいの月日が経ったんだろう?

「奎佐と付き合ったら、1年以内にタバコ辞めるわ」
って言ってから、どれくらい経ったことやら。彼の1年は、私の1年9ヶ月よりも長いようで、現在のところ1日あたりの本数が減っただけで、完全無煙になるには程遠そうだ。
まったくもってこの、大嘘つきのバカチンが。

佐々木(仮)家は誰もタバコを吸わない。父は昔吸っていたが、私が母の胎内に宿ったのを知って辞めたそうだ。喫煙家から無煙家になるまで、その間、0秒。これだけは、父の自慢らしい。というか、よほど子ども望んでいたんだろうなあ。
なのに、そんな父と比べると彼は意志弱く、未だ吸っている。まあ、私の胎内に子はいないが。でも、子どもみたいなもんである私が嫌がっているので、辞めたいとは思っているようだ。
3日くらいなら吸わなくてもいられるようになったらしいが、イライラしたりすると欲しくなるという。まったく、馬鹿言ってる。イライラしているときに吸ったりしたら、血管が収縮して血流悪くなってあちこちの酸素が少なくなって、頭の回転が悪くなってますますイライラするというのに。すっきりしたとか言うのは、まやかしだよ。

タバコを吸った彼とは、キスしない。抱きつきもしない。絶対に嫌だ。彼もそれを知っているから、無理強いしない。
だけど、私は会っている間は彼とキスしたいし、彼に抱きつきたい。だから、なお、辞めて欲しい。
先日の誕生日は、禁煙パイポと禁煙補助剤ニコレットでもプレゼントしてやればよかったか・・・。でも、彼の会社の後輩がニコレットを試したらしいが、「まずかった。あれじゃ、辞める云々の前にニコレット自体を辞めています」との感想だったという。ニコレット、CMはこれまた素敵な感じなのに・・・禁煙てやっぱり難しいね。禁煙教室なんて開いても、効果はいまいちなことがほとんどだし。

ところで、禁煙パイポの昔のCM「私はこれで・・・」の最後に、小指を立てて「コレで会社を辞めました」って言っているおじさまがいたのを覚えているだろうか?
それなりの年齢の人なら結構覚えているだろうし、私くらいの年齢でもかろうじてTVで見た記憶があるくらい昔。あのおじさま、うちの父の前職の同期なんだそう。先日、実家でアルバム見てたらあのおじさまが小指を立てて笑ってる写真(おじさまのサイン付)があって、「これ、なあに?」と父に聞いたことからそんな事実が発覚。
何年か前に家族旅行で行った先の旅館でばったり会ったことのある父の知り合いというそのおじさまは、実はあのCMで有名な素人おじさまだった。意外なところに有名人がいて、びっくり。おじさまも家族旅行の最中だったんよね。素はマイホームパパだった。

調べてみたところ、あのCMが流れていたのは、1985年だったらしい。今から17年前の話になる。私、8歳。彼、23歳・・・若かったんだなあ。

でさ、話は元に戻るけど、あなたの言う1年まで、あとどれくらいなの?


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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