人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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理由って、どんな理由なんだろう?
母子健康手帳を交付する際、お母さん自身の名前はもちろんのこと、お父さんに当たる人の名前も書いてもらっている。 だけど、時々いるのだ。お父さんの欄が空欄の人が。
理由を尋ねると、大半の人が「まだ、籍入れてないんで苗字が違うんですが・・・」と答える。(『籍を入れる』という表現についてはここでは言及しないでおく。) まったくもって、婚前妊娠が多い。妊娠しなければ結婚しない気だったんだろうか?そんなことを考えながらも、「それでも構わないから書いておいてくださいねー」と笑顔。そして、「いつ届けを出す予定なの?」等、さりげなく尋ねてみたりする。
でも、時々いる。
「理由があって書けないんです」
という人が。 この手の人に、若い妊婦はいない。若くても20代後半だ。手に職を持っている人が多く、社会的地位がある。それでも、名を明かせぬ相手の子を身ごもり。
「相手の人は、知っているの?」首を横に振られる。 「産休中、働かなくても大丈夫なだけの蓄えはあるの?」首を縦に振られる。
不倫の末の妊娠なのか、それとも相手に経済力・人柄等に欠如しているところがあるのか。 それはわからないけれど。
でも、堂々と不倫関係の相手の名を書いてくる人もたまにはいて。苗字が異なっていることにも臆せず、「相手の奥さんは今回の妊娠知っていますから」なんて、聞いてもいないのに言われたり。
男女の仲って、複雑すぎ。
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