人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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彼がいて、楽しいものが見られて、おいしいものが食べられる。 それが私のしあわせ。
先週、初めて大阪・天王寺動物園に行った。私が通天閣に行きたいと言ったから、そのついでに寄ったのだ。 天王寺動物園はかなり楽しめた。園にいる動物は、ほぼ制覇したと思う。 動物園を見た後は公園でぶらぶらしたのだけれど、池や噴水があるため蚊が多くて、座って話すどころじゃなかったのでひたすらお散歩だった。
大阪で生まれ育って39年だった彼は、通天閣は生まれて初めて登ると言っていた。近くにあればあるほどわざわざ来ないという、典型的な例だ。私も東京生まれの東京育ちだが、東京タワーには昨年、彼と行ったのが初めてだった。 通天閣の周囲のビルには、通天閣を意識したものがいくつかあって、その看板を見るだけでも楽しかった。
お昼ご飯は『づぼらや』(私ずっと、『つぼらや』だと思ってた・・・)でふぐコロッケを食べた。お皿に3つ乗ってたんだけど、3つ目に箸を入れる頃にはちょっと飽きてきていた。だけど、ふぐサラダはおいしかった。
「お前はどこに行っても何食べてても幸せそうな顔してるなあ」と彼はしみじみ呟いた。 「一緒にいるだけで幸せなんだよ」と答えた私に、彼はうれしそうな顔を見せた。
そのあと、アミューズメントパークに行って、コインゲームをした。私はあまりゲームセンターに足を向けないし、彼も連れがいないとほとんど行かないということで、ふたりして新しいゲームにかなり悪戦苦闘しながらも楽しんでみた。
それから、道頓堀に行った。これまた私のリクエスト。道頓堀の『かに道楽』に行きたかったのだ。東京にだって『かに道楽』はあるが、やっぱり道頓堀のお店に行ってみたかった。道頓堀の周囲は、TVや雑誌で見るのと同じでうれしかった。
『かに道楽』で一番おいしかったのは、『焼きがに』。食の好みがあまり合わない彼と私が、ふたりして賞賛。甘くてむにゅっとしてて、とってもよかった。
で、『かに道楽』を出てからコンビニに入り、私たちはホテル街に消えてみた。
手はずっと繋いでいて、人気さえなくなればどちらからともなくキスをする。 大阪デートは、そんな感じだった。
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