人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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私の彼は犯罪者なんですか?
以前にも触れたような気がするが、彼の元嫁さんは7歳年下だった。元彼女は11歳年下だった。今回、私、15ときに16歳年下だ。 私も成人しているのに、一回り以上年齢が違うというだけで、彼は『犯罪者』呼ばわりされてしまう。私と彼が出会ったチャット内でも言われ、私の友人たちにも言われ、彼の同僚にまで言われた。何度かお会いしている彼のご両親だって、口にこそ出さなくても何か思っているかもしれない。 先週の土曜日、彼の人生の中で一番長い連れであるT氏と彼はふたりで飲みに行き、とうとう私とのことを告白したところ、やはり例外なく「犯罪やな」と言われたらしい。 その晩、私たちはメッセンジャーで会話したのだが、彼はかなり凹んでいた。かわいそうに。
「うらやましい」「よくやりやがったな、こいつ」等の羨望や嫉妬の気持ちが「犯罪」という言葉に結びついてしまうのだろうけど。 児童福祉法淫行、強姦、強制ワイセツ、買春、売春、恐喝、結婚詐欺、不倫。もろもろ罪はある。だけど、私たち、どれにも引っかかってないじゃん・・・。なのに、15歳年が離れているだけで「犯罪」。恋愛しているだけで「犯罪」になってしまうなんて、それこそおかしい。ハート泥棒? それこそ恋をしている人はみんなハート奪われてるよなあ。なんだっていうんだよ、もう。人聞き悪いったらありゃしない。
「俺まだなあ、時々、奎佐(仮名)がかわいそうになる」と彼は言う。「何で?」と尋ねると、「こんなおっさんのこと好きになって、一緒になろうっていうんやで? 一緒になったら大変なの分かってるのに」と答える。 誰かと付き合うのは、それなりのリスクを抱えるもんだと思う。年齢が近くても収入に不安のある人もいるし、病気持ちの人はいるし、浮気癖のある人もいるし、暴力的な人もいるし。私たちだって、たまたま年が離れてただけじゃないか。 そもそも、彼には私を好きだという気持ちも付き合う気持ちもなかったのに、私が一方的に惚れて、一生懸命アプローチして、今の状態があるのだ。相思相愛という。だから、彼の眼中にはなかった幼い私に目を向けさせたのは、私の努力なのだ。
でも彼だって、若いのと付き合っているからってメリットばかりじゃない。見た目を気にしちゃうし、いつどこにいかれちゃうかって不安を持ってるし、何より、こんなにずぼらな女だとは思っていなかったと思う。私、肩書きだけは立派で女の職業についているけど、己の身の回りのことになるとないがしろ傾向だもんなあ。あははははは。
だから、年が離れてるくらいじゃ、「犯罪」なんかじゃないと思うんだけど・・・
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