人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年07月29日(月) 私の「好き」は売れて欲しくない「好き」

デビュー時から好きだった人が売れっ子になっちゃうのは、私には全然うれしいことではない。

まあ、私の言う売れっ子の定義も、テレビとか新聞とか雑誌とかの広告や売れ筋ランキングに入るものだけではないんだけど。マニアックでも、そのマニアの中で受けていれば十分売れっ子だ。歌手でも小説家でもまんが家でも一緒。
売れていると、なんとなく飽きてしまう。ネタがマンネリ化することが多いから。

例えば・・・と出すと、ここであえて出すとその人がマニアックな人たちだといっているようなものになってしまうな。
まあ、ここで名前を出しても構わない初期から私が好きだったのにいきなり売れちゃった例としては、エレファントカシマシとか山崎まさよしとかスガシカオ、くるり、けむり。まんが家だったら、羽海野チカとか。小説家だったら、月村奎とか。
他はあえて伏せるよ。

目がいいからデビュー時から追っちゃうんだよ、と友人は言う。けれど、私は細々やっている人たちを応援するのが好きなのだ。マニアックなのだ。

だから、今目をかけているあなたも売れないで、お願い。
中途半端に売れて、本やチケットが手に入りにくくなっちゃうのは、非常に迷惑な話なの。

売れないよりもちょっと売れた方が迷惑な昨今。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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