人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年07月30日(火) 桃顔娘と髪跳ね保健師

桃娘と私は仲良し。

桃顔娘、通称・桃娘との出会いは、衝撃的だった。
彼女が生後5ヶ月の時にはじめて顔を合わせたのだが、桃娘はとってもかわいいのだ。ちょっと太めで。おまけに、顔の造作までもかわいい。
赤ちゃんらしいふっくら、ではなく、見た目は「あーデブか標準かちょっと迷う?」っていうくらい。で、とっても元気そうなかわいい顔してる。
ふっといあんよと手で拍手もする。愛想もよい。ついでに握力も強い。

そんな彼女が生後5ヶ月時、桃娘母と間違えて私に抱きついてきたのだ。背後から。
抱きつかれて振り向いて、「あらーこんにちは〜」と笑った私の顔を見て、桃娘は「間違えた。誰よこの人!?」という露骨に嫌な顔をした。
あっははははは、このおっちょこちょいめ。

そして、桃娘母とは意気投合。桃娘の両親は大阪出身者だった。夫の転勤で神奈川にきたとのことだった。現彼氏のおかげで大阪弁が耳に心地よくなっていた私は、
桃娘母の話し方がとっても好きだと思ったのだ。

でも、私たちは運命的な関係。
桃娘親子とことあるごとに(子育て相談会とかお遊びの会とか)、順番どおりに色々な保健師がかかわりながら事業を行っているのに、なぜか私がお話を聞く役目になる。
だから、桃娘は現在8ヶ月になるが、出会ってからずっとずっと私が見ているようなもんだ。離乳食は何が好きかとか、おもちゃは何が好きだとか、そういうことまで知っている。
保健師も対象数が多いから、そこまでソラで覚えている人ってほとんどいない。
よほど、体重の伸びが悪いとか発達以上のある子なら憶えているが、桃娘のように特に問題なくすくすく発達している子どものことを憶えているのは珍しい。

市民に公平なサービスを、とは言うけれど、こういう例だってある。
まあ、議員に裏から手を回されてある健康な母子にちょこちょこ訪問することはあってもさ。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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