Oyumi's Diary

2002年07月21日(日) 担任崩壊(2)

暑い 本当に暑い
暑いと一言言うたびに一度温度が下がってくれれば有り難い
しかし、現実は暑いというたびに余計に暑くなってくるようで
エアコンがないこのパソコン部屋は
ひとり我慢大会をしているように、汗がだらだらと流れる。

4畳半の部屋に 今日こそは冷風扇を買って来ようと決意した。

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ウチの娘は、学校のことをそれまでもあまり話すほうでなかった。
私も、一から十まで聞きだす親でもなかった。

でも、家には男女問わずたくさんのお友達が遊びに来ていたので
一緒になっておしゃべりをしたり、聞いたりしていたから
娘の行動は大体把握できていた。

そんなある日、やはり家に遊びに来ていた友達が
「また、今日も先生 お休みだったね」とポツリと言った。

私:「A先生、そんなのしょっちゅう休むの??」

友:「うん 2学期になってから良く休むよ。」

私:「そういう時は、授業どうしてるの?」

友:「教頭先生がきて 授業してくれる。でも、ウチのクラス、まだ理科の実験いちどもしたことないんだよね」

毎週出ていた学級新聞もなくなり、娘にも毎日学校の様子を聞くようにすると、たしかにA先生は、遅刻、早退、欠席の連続だった。

10月の運動会の時、クラスのお母様方にそれとなく聞いてみると
授業の遅れを心配しつつ、その頃はまだ人気のあった先生なので
先生の身体を心配する声が多かった。

私は、もうひとりのPTA役員のKさんとふたり担任に会いに行き
体調はどうなのかと尋ね、大丈夫と答える先生に、なるべく休まず頑張って欲しいことを伝えた。

このときのことを、あとで考えるとA先生の態度はあきらかにおどおどしていて
目も落ち着きがなく、定まっていなかった。

11月になると、別のクラスでいじめ問題が発生し
保護者の関心はそちらの方に向きがちで
その結果、徐々に問題が進行していたA先生のことを気付くのが遅れてしまった。

その頃、クラスでは生徒が一丸となって先生と戦っていた。
A先生は、その頃幻覚、幻聴があったのか
授業中、突然振り向いて
「今 悪口を言ったのは誰だ〜」と怒鳴ったりした。

先生を怒らせないように、みんな静かに授業を聞いていた。

娘にA先生のことを聞くと、「来てるよ」と一言言うだけで
あきらかにそれ以上聞くなという態度を取り始めた。
ごく一部の生徒を除いて、なぜかみんなA先生のことを家で話さなくなった。

そして、2学期が終わり、3学期の始業式からA先生は欠席して来なくなった。
なんでも話をしていたU子ちゃんお母さんから電話をもらい
私達、親とA先生&学校との戦いが始まった。








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