暑い 本当に暑い 暑いと一言言うたびに一度温度が下がってくれれば有り難い しかし、現実は暑いというたびに余計に暑くなってくるようで エアコンがないこのパソコン部屋は ひとり我慢大会をしているように、汗がだらだらと流れる。
4畳半の部屋に 今日こそは冷風扇を買って来ようと決意した。
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ウチの娘は、学校のことをそれまでもあまり話すほうでなかった。 私も、一から十まで聞きだす親でもなかった。
でも、家には男女問わずたくさんのお友達が遊びに来ていたので 一緒になっておしゃべりをしたり、聞いたりしていたから 娘の行動は大体把握できていた。
そんなある日、やはり家に遊びに来ていた友達が 「また、今日も先生 お休みだったね」とポツリと言った。
私:「A先生、そんなのしょっちゅう休むの??」
友:「うん 2学期になってから良く休むよ。」
私:「そういう時は、授業どうしてるの?」
友:「教頭先生がきて 授業してくれる。でも、ウチのクラス、まだ理科の実験いちどもしたことないんだよね」
毎週出ていた学級新聞もなくなり、娘にも毎日学校の様子を聞くようにすると、たしかにA先生は、遅刻、早退、欠席の連続だった。
10月の運動会の時、クラスのお母様方にそれとなく聞いてみると 授業の遅れを心配しつつ、その頃はまだ人気のあった先生なので 先生の身体を心配する声が多かった。
私は、もうひとりのPTA役員のKさんとふたり担任に会いに行き 体調はどうなのかと尋ね、大丈夫と答える先生に、なるべく休まず頑張って欲しいことを伝えた。
このときのことを、あとで考えるとA先生の態度はあきらかにおどおどしていて 目も落ち着きがなく、定まっていなかった。
11月になると、別のクラスでいじめ問題が発生し 保護者の関心はそちらの方に向きがちで その結果、徐々に問題が進行していたA先生のことを気付くのが遅れてしまった。
その頃、クラスでは生徒が一丸となって先生と戦っていた。 A先生は、その頃幻覚、幻聴があったのか 授業中、突然振り向いて 「今 悪口を言ったのは誰だ〜」と怒鳴ったりした。
先生を怒らせないように、みんな静かに授業を聞いていた。
娘にA先生のことを聞くと、「来てるよ」と一言言うだけで あきらかにそれ以上聞くなという態度を取り始めた。 ごく一部の生徒を除いて、なぜかみんなA先生のことを家で話さなくなった。
そして、2学期が終わり、3学期の始業式からA先生は欠席して来なくなった。 なんでも話をしていたU子ちゃんお母さんから電話をもらい 私達、親とA先生&学校との戦いが始まった。
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