アジア杯予選の初戦、2−1で日本がイエメンに勝利した。前半8分に岡崎が決めたものの、前半はその1点のみ。後半開始直後、セットプレーでイエメンのアルファズリに1点を奪われる。後半21分、中村憲のCKを岡崎がファーに流し、詰めていた田中達が決勝点。
ポゼッションでは日本が70%近い数字を残したものの、相手の守備を崩しきれず、時間ばかりが経過した。ホームで、世界ランキングで100位以下の相手に対して、格の違いをみ見せられない。若手中心とはいえ、強さ、早さ、組織力が見えてこない。シーズン前、選手の調子が上がらない点は同情できるものの、このままならば、国際大会でいい成績を上げられない。コンディションづくりの難しさを克服するノウハウが必要だ。岡田ジャパン――若手がこの調子だと、主力の登場する、W杯予選のオーストラリア戦も黄色信号。
2009年、波乱の船出だ。
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