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2005年11月23日(水) 岡田主審、退場してください

優勝戦線生き残り、首の皮一枚をかけた千葉vs浦和は、1−0で千葉が辛勝した。いい試合だったけれど、主審の笛がうるさくて、試合に集中できなかったのが残念だった。
この試合、岡田主審が出したイエローカードは次のとおり。19' 鈴木(浦和)、23' 堀之内(浦和)、24' 斎藤(千葉)、32' ハース(千葉)、39' 結城(千葉)、60' 三都主(浦和)、62' 坂本(千葉)、82'酒井(浦和)、86'エスクデロ(浦和)、86' エスクデロ(同)=退場
両チーム併せてイエローが10枚、途中出場したエスクデロ(浦和)が立て続けにイエローを2枚もらって退場した。彼はカードをもらいにピッチに出たようなものだ。エスクデロの退場の後、千葉に決勝ゴールが生まれたから、千葉にはラッキーだった。
10枚のイエローの中には、ラフプレーが含まれているから、岡田主審が出したイエローのすべてが不当だというつもりはない。けれど、岡田主審の場合、イエローを出す判定基準が他の主審に比べて緩い。さらに、判定基準が曖昧だ。岡田主審は以前当コラムで書いたことがあるが、ボディコンタクトが嫌いで、選手が倒れるとすぐに笛を吹いてファウルをとる傾向がある。足がかかれば、すぐイエローだ。この試合には、突破された相手に対して故意に足を出したイエローもあったが、それほど悪質でないファウルにもカードを出していた。一度出すと止まらなくなるのがイエローカードの特徴で、冒頭記したとおり、合計10枚となった。
さて、大詰めのリーグ戦は首位G大阪(大宮)、3位鹿島(横浜)が負けて、2位C大阪(大分)が引分けに終わった。前節と順位は変わらないものの、残り2試合を残して3チームの勝点差は2点にまで縮まった。いい展開になってきた。これが1シーズン制の利点の1つで、優勝決定を前にして上位が下位に負けることが多々見られる。降格争いも熾烈で、真剣な試合が続く。前後期制度にはない迫力だ。
長丁場を戦ってこそ真の王者だ。しつこいかもしれないけれど、代表入りの資格は、試合に出続けてチームに貢献した選手こそがふさわしい。W杯に出られる程度のトップリーグならば、国の違いを問わない。いかがわしいFIFAランキングだけれど、日本の順位は世界で20位以内。Jリーグで活躍している選手ならだれだって、日本代表に入る資格は十分なのだ。頑張っているJリーガーが評価されないのは不当である。がんばれ、Jリーガー!


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