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2005年08月26日(金) 星野ではなく桑田だろう

星野阪神SDが読売に行くという報道があるようだ。それはないと思うが、いまは一寸先は闇の世の中、何が起こるかわからない。
筆者は星野SDが好きではない。フォーク歌手のTに似ていて、説教くさいからだ。それだけではない。星野SDには暴力の影がつきまとう。筆者は、読売球団のファンではない。けれど、この球団の取り得としては、暴力のイメージがないことが挙げられる。「巨人軍は紳士たれ」というモットーがあるらしいが、確かに、読売はカネの臭いはするが暴力のイメージはない。もちろん部外者には実際のところはわからない。星野SDが選手に鉄拳制裁をするという報道はあったが、それも噂の域を出ない。噂で人様の好き嫌いを判断することは間違っていると思うけれど、でも、星野SDには、いま話題の高校野球の暴力指導者に近い体質があるように思えてならない。
名前を覚えていないが、ある解説者が、読売の監督の最適任者は桑田投手だと言った。筆者もその意見に納得する。桑田投手は200勝へのこだわりがあるらしいが、そんなものさっさとあきらめて、読売の監督になったほうがいい。彼の場合はマイナー監督の経験すら要らないと思う。もちろん、筆者は桑田投手に会ったことはないし話したことはない。でも、彼の現役時代の取組みや話ぶりなどをTV映像を通じてみる限り、非凡な男だと思う。もちろん暴力よりは知性のイメージがある。彼はおそらく、上昇志向が人一倍強い。それが勝負に向いている、つまり、監督に向いているところだ。サッカー界でいえば、モウリーニョ(チェルシー監督)に似ている。モウリーニョは理詰めで細心だが、大物選手をへとも思わない大胆さがある。守備の意識が高く規律を重んじる。桑田投手も、いまのヤングジャイアンツの素材を生かしつつ、大物レギュラー選手を自由に使いこなすだろう。スタッフとして、弁慶も必要だと思うが、声の大きさで言えば、中畑氏でもいいし、苦労人の吉村氏でもいい。読売OBには弁慶役(の人材)に事欠かない。筆者は桑田読売監督誕生を待望しているのだが・・・ナベツネさん、いかがでしょうか?


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