Sports Enthusiast_1

2005年08月20日(土) Jの審判をなんとかしろ

再開後のJリーグ、鹿島vs広島は乱戦となった。その原因は主審・岡田(スペシャルレフリー=SR)のジャッジだ。退場者が鹿島に2人、広島に1人。特に岩政の一発レッドについてはTVで見る限り、退場となる理由がわからない。レッドはもちろんイエローでもない、ファウルですらない。岡田の完全なミスジャッジだ。この日たくさん集まったファンは、主審の黄色や赤のカードを見にきているのではない。主審・岡田はサッカーの主役が自分だと勘違いしているのではないか。選手はこの日のために調整をし、サポーターのために最高のパフォーマンスをみせようと努力を重ねてきたにもかかわらず、いわれのない退場処分を受けてピッチを後にしなければならない。その無念さに一スポーツファンとして、同情を禁じえない。岩政の心中は素人の筆者には想像できないほどの悔しさでいっぱいだろう。
浦和vsFC東京でも、今野の果敢なもちろん正当なタックルに主審・上川(SR)がイエローカードを出した。残念なことだが、この判定で東京の勢いが止まり、流れが浦和に変わった。千葉vs柏でも、主審・家本(SR)が不可解なジャッジを繰り返したという。この試合は見ていないので、後日、ビデオで確認後、当コラムで書くこととする。
Jリーグはクラブ・選手の努力により、レベルが上がったし、白熱した試合が多くなった。サポーターも熱心だし、いい流れが出ている。この流れに完全に乗り遅れているのが審判だ。なんとかしなければ、サポーターからも見放される。小遣いをためて苦労してチケットを手に入れ、スタジアムに足を運んだものの、試合は10人対9人だったり、いいプレーをした選手にカードが出たりでは、観客は落胆する。夢も消える。
筆者はもちろん、ラフプレーを見過ごせといっているのではない。筆者の言いたいことは、主審はカードで試合をコントロールすべきではない、ということだ。正当なタックルとラフプレーを厳しく峻別してジャッジせよ、ということだ。
筆者の独断と偏見でいえば、Jリーグの審判団は無風状態――競争・評価・技術向上の努力と無縁なのではないか。主審・岡田は今季Jリーグの開幕戦で大誤審をした人物だが、再開後のこの鹿島vs広島で、またまたミスジャッジ。そして、3人も退場者を出している。反省も改善もないのではないか。
先の東アジア選手権においても、岡田ではないが、日本人主審が中国選手を退場にしたが、それが誤審だと判明して退場処分が取り消されたことがあった。この事実は日本の審判レベルの低さを実証したものだ。日本代表はアジアでトップクラスだが、審判はアジア(世界)で通じない。
何度も書くが、Jリーグがレベルの低い審判を放置すれば、リーグのレベルは下がり、人気も下降する。


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tram