Sports Enthusiast_1

2005年06月09日(木) 予想通りだったけれど

W杯アジア地区予選は、韓国、サウディ、イラン、日本の4カ国がドイツ行きを決めた。終わってみれば順当、予想通りの結果だ。筆者は、最終予選について、当コラムで、
《イランとのアウエー戦は、勝点0を覚悟しなければいけないかもしれない。北朝鮮との2試合で勝点6、バーレーン戦同で勝点4、イランとの2試合は、勝点1、2、3、4が考えられ、日本の勝点は悪くて11、良くて14の範囲となる。14ならばトップでドイツ行き、11でも2位でドイツ行きだと思うが、どうだろうか。私は、北朝鮮との2試合に、日本が普通の試合をすれば、ドイツに行けると思っている。(「いい練習にはなった」2005年02月02日・水)》
と予想したけれど、概ね間違っていなかった。バーレーンのアウエー戦で日本が勝ったため、最終のイラン戦を待たずに勝点12で予選突破となった。アウエーでのバーレーン戦、北朝鮮戦(バンコク無観客試合)は相手国の自滅の感もあった。日本に追い風が吹いたわけだが、拍子抜けというか予想外だったのはなんといってもバーレーンの不調だった。筆者を含め、大方がバーレーンの実力を読み違えたことになる。
予選突破で日本は世界レベルと言えるのかといえば、そうも思えない。今月ドイツで開催されるコンフェデレーションズカップで日本はBグループで、ブラジル、ギリシア、メキシコと予選で戦う(Aグループはドイツ、オーストラリア、アルゼンチン、チュニジア)。Bグループで勝点4以上ならば、ジーコジャパンの実力を認めないわけにはいかない・・・


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