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2005年04月28日(木) 主審・岡田は磐田のサポーター

これはひどい。前回書いた主審・砂川よりもひどい。Jリーグ開幕戦で磐田・福西の「ハンド」をゴールと認めた主審・岡田だったが、今節の磐田vs浦和で、1−1の後半40分近く、ペナルティーエリアの混戦でバランスを崩したカレン(磐田)にPKを与えた。この判定には浦和の全選手が抗議をした。浦和のブッフバルト監督は試合終了後、主審・岡田に詰め寄った。
筆者は、主審・岡田が磐田または山本監督のサポーターではないか、という疑念を抱いていたのだが、その疑念が確信に変わってしまった。残念だ。主審・岡田は磐田のサポータでないことを隠蔽するため、中山の1回目のPKを認めず、2回蹴らせた。手が込んでいる。
試合は1−2と勝ち越された浦和のエメルソンが、PKの1分後(後半41分)、怒りのゴールを決めて2−2の同点で終わった。なんとも後味の悪いゲームだった。
こんな審判では選手が可愛そうだ。この試合、主審・岡田が磐田に与えたPKが決勝点になってしまったら、磐田は主審・岡田の笛で2試合をものにしたことになる。これを偶然とは言えない。主審・岡田が特定のクラブに有利な判定、というよりも、「誤審」で勝ちを与えるのであれば、リーグは主審・岡田に休養を命ずべきだろう。筆者は開幕戦の誤審で岡田の休養を当コラムで提言したが、もちろん受け入れられるはずもない。
なお、中継したNHKBS1は、微妙な判定シーンの再現VTRを流さなかった。これもおかしい。選手は試合中の抗議を認められていないけれど、選手たち(当事者)が納得できていない判定については、中継者は何度もそのシーンのVTRを流すべきだ。それが視聴者へのサービスであり、主審の誤審に自省を促すことになる。
繰り返すが、自由主義社会では、評価されることのない立場の人間は、遅かれ早かれ堕落する。社会主義社会で、共産党員という特権階級が堕落したことを見ればわかることだ。かりに、Jリーグのサッカー審判団がだれからも批判されることがなく、だれからも評価されることがないのだとしたら、その者の技術、技量、能力は、絶対に向上することがない。そうした組織(国家を含め)は、自壊の道を辿る。


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tram