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2005年04月18日(月) Jリーグ、審判が心配

最近、忙しくてJリーグが見られない。ここのところの試合後の報道を見る限りでは、Jリーグで最も活躍しているのは主審のようだ。
全勝同士の千葉vs鹿島では、千葉の守備の要・ストヤノフ(元ブルガリア代表)が上川主審(W杯出場審判)によって、一発レッドを受けた。あるスポーツライター氏は、このレッドに疑問を呈していた。注目の一戦、審判が水を差したという見方が多い。
下位に低迷する優勝候補の浦和では、前前節、同じく守備の要・アルバイ(元トルコ代表)、ネネ(元ブラジル代表)が退場になった。アルバイ、ネネの退場場面はTV中継で見た。筆者の見た限り、審判の措置は妥当なものだった。けれど、同じ主審から、神戸の三浦が前節不可解な退場処分を受けている。退場者はもちろん、外国人選手だけではないし、外国人が日本人審判に「狙い撃ち」されているとは言えない。
一方、開幕試合では、岡田主審(W杯出場審判)が磐田の福西(日本代表)の「ハンド」を得点として認めた。日本人審判のレベルは高いとは言えないのではないか。
Jリーグの審判がこのままでいいのか――と考えるのはきわめて一般的だ。ではどうしたらいいのか――できれば、Jリーグ発足当時のように、欧州、南米、アジアから、ベテランWクラスの審判を招聘してほしい。欧州ならば、イタリアセリエA、スペインリーグ、イングランドプレミアリーグの審判が望ましい。アジアは東アジアよりも、中東のほうがいい。南米はブラジル、アルゼンチンで十分だと思う。一度に呼ぶことはできないだろうから、半期に分けてもいい。とにかく、日本人審判だけがこのまま、Jリーグで笛を吹き続ける状況はよくない。


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