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2005年04月04日(月) 深刻な問題(その3)

Jリーグで最も人気のあるクラブ・浦和のDFアルパイ(元トルコ代表)が最悪なら解雇されるという。アルバイは、2日の大分戦、試合開始3分でイエローカードを2枚連続で出され、退場処分を受けた。退場を宣した審判の処置に問題はない。浦和のブッフバルト監督は「(アルパイには、)厳しい態度を取らねば」と語ったという。アルバイは退開幕試合でも退場処分を受けたばかり。いくらなんでも、退場処分が多すぎる。しかもこの試合、ネネ(元ブラジル代表)がスパイクの裏を見せる悪質なタックルで一発レッドの退場処分を受けている。
先述のとおり、浦和はJリーグ最大の人気チーム。クラブ経営もうまくいっているし、外国人選手を含め、選手のスカウティングには定評がある。現監督ブッフバルトはドイツ代表選手として活躍した後、浦和へ移籍し現役を続け監督となった。
外国人選手の招聘に実績のある浦和が、アルバイの処遇で悩んでいる。アルバイは恐くて使えない、と監督は悩んでいるし、ネネの退場回数も少なくない。外国人二人がチームメイトに相当な迷惑をかけている。2日の対戦相手の大分はそれほど調子の上がっていないチームだから、アウエーとはいえ、浦和は勝点3が計算できた。順当に行けば勝点3のところを、9人で苦労したあげく守り負けで勝点0とは監督の計算も狂った。
才能のある外国人選手がJリーグのプレースタイルになじめない例は数多いが、ラフプレーが抑制できない事例はそれほど多くない。しかも人気クラブの浦和で・・・ではその原因は?


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