Sports Enthusiast_1

2005年02月02日(水) いい練習にはなった

シリア戦はカザフ戦よりはましな練習試合だった。シリアが想像以上に、強かったからだ。とりわけ前半は一対一で日本代表が負けていた。ちょっと骨のある相手だと簡単に勝てないのがサッカーだ。それでも地力、コンディション、モチベーションで上回る日本が勝った。当然の結果である。
だが、反省点はいろいろある。DFの自陣での軽率なボール処理があったし、中盤でボールを簡単に相手に奪われたシーンも何度かあった。シリアにシュート力がなく、枠にいったシュートは私がカウントした限りでは2本?だったので失点の心配がなく、守備の練習にならなかった。結果は3−0で、この得点差は日本の力を誇示するかのようだが、手放しで喜べるほど、日本代表が充実していたわけではない。
W杯欧州予選で全敗のカザフ、アジア地区一次予選敗退のシリアを相手にした2試合で日本代表の状態を判断することは難しいが、最低限言えるのは、日本代表が昨年のアジア杯で優勝したときの地力を保持していることだ。
さて、最終予選の展開を占えば、アジア杯で日本が辛勝したバーレーンとのアウエー戦、タレントが揃い、しかも体力で日本を上回るイランとのホームアンドアウエーの合計3試合が難しい。なかでも、イランとのアウエー戦は、勝点0を覚悟しなければいけないかもしれない。
北朝鮮との2試合で勝点6、バーレーン戦同で勝点4、イランとの2試合は、勝点1、2、3、4が考えられ、日本の勝点は悪くて11、良くて14の範囲となる。14ならばトップでドイツ行き、11でも2位でドイツ行きだと思うが、どうだろうか。私は、北朝鮮との2試合に、日本が普通の試合をすれば、ドイツに行けると思っている。


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