Sports Enthusiast_1

2005年01月30日(日) 送迎試合を提案する

きのうのカザフスタンがひどすぎたので、日本代表に手ごたえがなく、調整具合はいまひとつ不透明だ。次のシリア戦はバーレーン戦のシミュレーションと位置づけられているので、それはそれでいいと思う。だが、こういう難しい時期、まともな相手と試合をしたければ、前もって、日本B代表と送迎試合を予定するのもアイデアの1つだ。
B代表のメンバーは、FW=田中(浦和)、平本(東京V)、坂田(横浜)、播戸(神戸)、MFには奥(横浜)、羽生(市原)、石川(F東京)、田中隼(横浜)、山田(浦和)、村井(市原)、相馬(東京V)、名波(磐田)、長谷部(浦和)、山田(卓)、DFには、トゥーリオ(浦和)、鈴木(磐田)、土屋(神戸)、茂庭(F東京)、GKは曽ヶ端、高木(東京V)・・・らが、ざっと思い浮かぶ。熟慮すればいろいろな選手がもっと思い浮かぶことだろう。
私はいまのA代表チームの主力選手そのままで、この先、アジア最終予選を戦い終えることはないと思っている。昨年のアジア杯において、確かにA代表チームはピークを極めた。国内組を中心としてコンビネーションが熟成し、それに、運が加わり、さらにモチベーション、気力・体力などなど、大会をとおして、1つのチームが「完成する」過程を私たちはじっくりと、観察することができた。しかし、完成の後に来るものは、もちろん、崩壊だ。生成→発展→没落あるいは崩壊というのが、万物の法則なのだから。サッカーチームと言えども、この法則から逃れることはできない。
代表選手の選考基準はいろいろある。正解はもちろん、1つではない。正解があるとしたら、結果だけだ。ただ言えるのは、選択肢は多いほうがいいということ。若い力が必要だということ。そして、上昇志向を代表の力とすることだ。代表チームのあり方は、英雄待望論と似ている。
B代表を編成することは、かなりの困難を伴う。クラブからすれば、A代表についでB代表に選手をとられたら、チームが機能しなくなる。だから、年がら年中、B代表を組織しろとは言わない。せめて、A代表の節目のときに、AとBが戦うことがあってもいい。もちろん、戦うからには、Bもきちんと調整をしなければいけないから、計画が必要となる。周到な準備の上、AとBの戦いが実現すれば、盛り上がること間違いない。


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