| 2004年09月09日(木) |
コルカタ発マスカット行 |
サッカー日本代表がインドに勝った。敵地コルカタの厳しい気候の中で4点差の勝利という結果は喜ばしいとは言え、最低限の仕事を果たしたにすぎない。日本代表に同情すべきは、湿度90%超、気温30度以上のなか、しかも、途中停電というハプニングに見舞われた点。これらの悪条件を乗り越えたことは評価できるが、オマーンは同日、シンガポールにアウエーで2点差で勝利した。まだまだ、予断は許さない。 というのは、日本代表の試合内容に不安が残るからだ。とくに前半44分間(先制点が入るまで)、インドの守備に手こずった。先制点は、三都主の個人技から。三都主のシュートを相手GKが弾き、そのボールがFW鈴木の目の前にこぼれる幸運に恵まれた。後半の2点目は小野のフリーキックから。この得点が事実上、インドの息の根を止めたことになるのだが、これも、小野のテクニックに依存した結果だ。つまり、日本代表は、アウエーで悪コンディションという同情すべき面はあるものの、チームの形ができていない点が心配だ。FW高原にキレがない点も気がかりの1つ。 インドの実力は、日本に比べれば、かなり低い。にもかかわらず、インドは組織的守備で日本を苦しめた。このことから推察するに、インドに比べてより高い技術をもち、かつ、組織的サッカーをするオマーンとのアウエー戦は、日本にとって、厳しい戦いとなる。試合展開としては、オマーンから仕掛けてくるものとなろう。オマーンは日本に勝たなければいけないので、序盤戦から日本にプレスをかける。それに日本が耐えられなければ、オマーンが一次予選突破国となる可能性が高い。日本が優勝したアジア杯だが、オマーンのサッカーは、東京で戦ったときよりも、攻撃に鋭さが出ていた。ホームという好条件のなか、かれらの力は日本、中国での対戦のとき以上のものとなるだろう。 日本の戦法としては、序盤、オマーンの圧力に耐えつつ、一気のカウンター攻撃が考えられる。となると、ポストプレーのできる鈴木、スピードのあるサイドプレイヤーがキー。日本を救うのは、やはり、三都主か。
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