五輪サッカーの決勝戦を見た。ひどい試合だった。五輪サッカーは年齢制限のあるものだから、期待はしていなかったけれど、決勝にふさわしいとは言えない。 テベスを擁したアルゼンチンの実力は際立っていた。その対抗馬として決勝に残ったパラグアイはいただけない。肘打ちで一発レッド、イエロー2枚の退場と、パラグアイのサッカーは常軌を逸している。激しさと汚さを混同している。こんなチームが決勝に残ること自体が間違っている。日本はそのパラグアイに攻め負けた。日本の得点がPKだったことが端的に示していたように、グループ予選の初戦からパラグアイはおかしかった。パワーがありながら、そのパワーをもてあましていた。そんなチームに日本代表が負けてしまったことが残念でならない。 だが、汚いパラグアイだが、日本もこのチームに見習うところがある。日本チームに求められるのは激しさだ。アジアではあまり問題にならないけれど、世界を相手にするときにはパワーが必要だ。このたびの五輪日本代表に不足していたものこそ、パワーだった。それは身体の大小ではない。バランス、スピードを含めた、当たりの強さだ。五輪代表に選ばれた選手の課題はパワー不足だ。思いっきり、鍛えてほしい。
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