Sports Enthusiast_1

2004年08月19日(木) 甘えの構造

無意味な「勝利」とはこのことだ。日本五輪代表が予選リーグ敗退が決まった後の最終戦、決勝T進出を賭けたガーナに勝った。プレッシャーから解放された日本が、プレッシャーに押しつぶされたガーナから上げた「勝利」にすぎない。この「勝利」について、日本のスポーツマスコミは、次に(W杯のことか)つながる勝利だとか、プライドの証だとかいって評価している。はっきり言って、この「勝利」は私には無意味としか写らない。潜在能力がいくら高くても、それを試合に出せなければ、能力とは言わない。プレッシャーから解放されて「実力」が出たとしても、それを実力とは言わない。だから、ガーナ戦の勝利は報道に値しない。せいぜい、結果を一行報道すればいい。
日本(五輪)代表を甘やかす報道は、もうやめにしよう。ガーナ戦の直前、日本ではフル代表がアルゼンチンに完敗していた。この親善試合にいかなる意味があるかは別にして、アジア杯で精魂尽き果てた代表選手には酷な試合である。いくら、主力を欠いたとはいえ、アルゼンチン・日本両代表にとって、モチベーションの働かない試合である。結果は日本の完敗、まったくいいところがなかった。地力の違いがそっくり出てしまった。
アジア杯から、いやそれよりも前の日韓W杯の決勝T・トルコ戦以来から、日本代表の課題については明白だった。五輪代表も同じことだ。きのう見た、日本とアルゼンチンの実力の違いを前提にして、スポーツマスコミはもうこれ以上、日本(五輪)代表を甘やかさないことだ。


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