W杯アジア一次予選日本vsインドは日本が7−0という大差で勝利。これでジーコジャパンはだいじょうぶ、と思う人はまあいないと思う。この試合、5点差以下の日本の勝利ならば負けに等しい、というのが大方の見方。だから7点差勝利は、辛うじて勝ったというべきなのだ。この見方は、もちろん、当面の敵オマーンとの得失点差を考えてのこと。オマーンはインドにアウエーで5−1で勝っているから、ホームならば何点差がつくかわからない。きのう行われたオマーンvsシンガポール(オマーンホーム)では、オマーンが7−0でシンガポールに勝っている。日本はアウエーだが、シンガポールに2−1で辛勝した。この最小得点差勝利はジーコジャパンが残した汚点の1つである。こうなると、かりに、日本がインドホームでインドに対して僅少差勝利ならば、敵地オマーンとの一戦で日本が星を落とせば、日本は一次予選敗退の悪夢を見ることになる。大勝に浮かれるのは、日本のノーテンキなスポーツマスコミだけでいい。監督も選手も関係者も、気を引き締めていただきたい。いま、日本とオマーンの関係は、厳しい見方をすれば、オマーンがややリードと見るほうが自然なのだ。 試合の内容についてはコメントしない。このクラス相手でどんな攻撃を見せようと、まるで参考にならない。しいて言えば(すでに言い尽くしたので繰り返す気にもならないが)、三都主が左サイドでいい仕事をしたことくらい。3バックのいい面が出た。悪いところは、俊輔のトップ下の攻撃性の欠如。フリーキックで得点を上げたが、この得点も解説のセルジオ越後氏が指摘していたように、相手のDF、GKのレベルが低すぎるから上げられた得点。俊輔はもっと、シュートを打たなければトップ下は務まらない。ゴールに向かう姿勢がないのが致命的。これも越後氏が何度も力説していたことなので、繰り返さない。 余談だが、越後氏の解説は見事。私の言いたいことを代弁してくれていたので、楽しくTV中継を見られた。 相手がインドだからできたことをもって、日本代表を評価してもはじまらない。次の、高温多湿のインド戦で日本がどれだけたくさんの得点を上げられるかだろう。その結果がアウエーのオマーン戦にも影響する。代表選手は、大勝に酔うことなく、コンディションの維持に務めていただきたい。
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