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2004年06月06日(日) 才能の発見

ナビスコ杯、予選リーグ。きのうTV中継でチェックできたのは、浦和vs清水、FC東京vs神戸の2戦だけだったが、新しい才能を発見することができたので、満足している。
一人目は、浦和の長谷部。本来はトップ下で山瀬とポジションを争っているが、この試合は鈴木の欠場でボランチにまわった。ボランチの長谷部は非凡だ。センスがいい。パスのタイミングも速いし正確だ。彼のパスが浦和にテンポを与え、選手が生き生きとした。結果は浦和が3−0の圧勝。勝因は長谷部のボランチ起用と言って言いすぎでない。長谷部のパス出しは、小野を髣髴とさせる。それくらい、全体が見えていて、かつ、ピンポイントで合っている。長谷部は、鈴木とボランチを争うよりも、ボランチのいないチームで常時出場したほうがいい。移籍を勧めたい。
もう一人は、FC東京の鈴木(神)だ。左利きの彼はFC東京で右SBにまわされている。彼の武器はキック力、シュート力のようだ。そんな彼が30m近く離れたフリーキックを決めたシーンは圧巻だった。まさに、ワールドクラス。すばらしい。
原監督は左利きの鈴木(神)を敢えて右SBに起用し、中に切り込んでのシュートに期待しているという。しかし、この起用法には納得がいかない。私ならば、和製ロベルトカルロスとして、左SBで育てるだろう。日本にはなかなか、SBが育たないことは前にも書いたことがある。貴重な才能であるだけに、左利きのキック力・シュート力のある左SBとして、経験を積ませたい。FC東京には、右利きのサイドプレイヤー・石川がいる。鈴木(神)と石川がポジション争いするのも馬鹿げている。右に石川、左に鈴木(神)の若いSBが育てば、FC東京はすごいチームになる。原監督には鈴木(神)のポジションを再考してほしい。
さて、こうした若い才能が花開く中、日本代表は、インド戦に向けた追加代表として、中田(浩)を決めたという。愚かなことだ。中田(浩)はケガで長期間Jリーグを休んでいた。復帰して3〜4試合に出場して代表だというが、これはおかしい。もちろん、中田(浩)は、日韓W杯の代表選手であったし、実績がある。日韓W杯のトルコ戦では不用意なバックパスをして、トルコに決勝点を与えるきっかけをつくったことで有名な選手だ。その彼が復帰数試合で、目だった活躍もないまま代表復帰というのでは、Jリーグで頑張っている選手が可愛そうだ。彼が代表復帰するほど、活躍をしたとは私には思えない。この世界、実績など何の役に立つというのだ。ジーコ監督は、トルシエが育てた選手で固めるつもりか。新しい才能を試してほしい。


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