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2004年04月24日(土) ザラエジェルツェグってどこ?

日本代表(フル)がハンガリー・チェコ遠征。東欧はサッカーの強豪国を多数輩出する地域。名選手も多い。ところで、日本vsハンガリーの試合が行われるザラエジェルツェグとはいったいどこにあるの?
ハンガリーには数年前、観光旅行に行ったが、首都ブダペストが巨大な都市で、それ以外はどこも小さいな街だったことを覚えている。首都ブダペスト以外の都市といえば、ショブロン、ペーチ、ケストヘイなどが思い浮かぶが、バロック建築が立ち並ぶ美しい都市であるが、とにかく小さい。なぜ、首都ブダペストで試合をしないのかが分からない。
ハンガリーには日本代表の後、ブラジル代表が来訪するらしい。ハンガリーのサッカーファンはブラジル戦に関心がいってしまい日本の影は薄い、という報道があった。ブダペストのサッカー場で日本戦を行っても客が集まらず、会場費も出ないということか。次のチェコはどうなのか知らないが、ハンガリーのこの扱いはさびしい限りだ。
でも、これが東欧人の世界のサッカー認識なのだろう。ハンガリー人は自国代表が日本代表に負けることなど、これっぽちも考えていない。アジアの小国(日本のこと)がはるばるやってきて、サッカーの試合をするらしい、ま〜、負けることはないから、応援にもいかないよ、ということかもしれない。ブラジルか、ブラジルならば、ちょっと見てやるかと。
ハンガリーの日本サッカーに対する認識は間違っている。FIFAランキングでいけばハンガリーは72位、日本26位で日本のほうがランクが上だし、日本は人口1億人を超える大国だ。さはさりながら、日本が本当にハンガリーより強いのか、ということが問題なのだ。もちろん、何度も書くことだけれど、日本のFIFAランキングはバブルであって、実態を反映していない。ハンガリーが下すぎるのではなく、日本が上すぎるだけ。
ハンガリー人には、自分達の栄光のサッカーの歴史がある。東欧の強国としてヨーロッパに君臨した、という記憶がある。サッカー新興国日本と、かつての栄光にすがるハンガリー、本当はどっちが強いのか――お楽しみ。
さて、日本代表はハンガリーには、「国内組(Jリーグ選手)」主体で臨むらしい。しかも、報道では3バック。
ジーコ監督は何を考えているのだろうか。日本代表がこの時期、ハンガリーに勝とうが負けようが問題ではない。システムを変更することもあり得る。しかしながらこの遠征を06年のW杯に向かういかなるプロセスとして、何を目的に戦おうとしているのか――それがここでもまだ、わからない。ダラダラとフレンドリーマッチを行うのではなく、試合ごとに試合の目的を説明してほしい。
ジーコ監督は、「海外組」を神棚にあげて、彼らが召集できなければ、「国内組」が3バックで戦う。ジーコの頭の中には、理想のチーム(海外組)=4バックがあり、「黄金の中盤」とやらでドイツ大会で勝てると思っているらしい。彼の頭の中に貯金のようにしまいこまれている「幻の日本代表」だ。実際には、この「幻の日本代表」チームの主力は、欧州で試合に出られず、日韓大会以降、凍結状態なのだ。彼らが欧州からチームに加わることにより、経験を積めば伸びる若手選手の出場機会が奪われ、若手は伸び悩んでここまできた。予選や遠征のたびごとに力を着けてきた五輪代表と比べれば、フル代表の退化は目に余る。
「海外組」は、実態的には、日本代表の進化にとって、マイナス以外のなにものでもない。もちろん、中田、小野のように、海外でレギュラーで頑張っている選手がいることはいる。しかし、彼らだって、コンディションが悪ければ、休ませる勇気が代表監督にはいるのだ。
ジーコ監督が06年で代表監督を辞める、という報道があった。それによると、ジーコは日本以外の国で代表監督をするつもりもない、といったらしい。あたりまえである、ジーコを代表監督にするような酔狂な国は、日本以外にはない。06年まで監督というのも、もちろん長すぎる。実際は…


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