Sports Enthusiast_1

2004年02月15日(日) いよいよ来るぞ

オマーンが韓国に大敗したらしい。だからといって、もちろん油断などできない。日本の偵察陣がいるなか、手の内を見せるような代表チームなどない。彼らの照準は、真剣勝負の日本戦であることは言うまでもないこと。
一方、迎え撃つ日本代表だが、ホーム、気候からして圧倒的に有利なはず。勝つための条件は精神力。相手の当たりに負けないことが一番だ。
いまのコンディションなら、システムは3−5−2が望ましい。ジーコ監督は4−4−2をとるだろうが…4−4−2だと、二列目の右が中田で左が俊輔。ボランチが稲本・遠藤で攻撃力があるようにみえる。しかし、中田と俊輔は同じような役割しか担えない。俊輔はサイドプレイヤーではないため、左側に開くためには三都主の上がりに頼らねばならない。ここに無駄が生じる。わざわざSBの上がりでスペースをつくよりも、サイドハーフがその仕事をしたほうが効率がいい。攻撃力のある選手はあくまでも、ゴールに近いほうがいい、というのが私の考えだ。しかも病み上がりの俊輔を90分使うのは無理だろう。
持論では、DF3人でしっかり守るほうが日本代表にあっている。中田のレジスタ(ボランチ)起用を提言するスポーツジャーナリスト氏もいるらしいが、私は反対。ホームのこの試合は勝たなければいけない。得点機会を増やすためには、体力・技術に優れた中田・三都主が攻撃の中心にならなければいけない。中田がレジスタ、三都主がSBでは得点機会が減少する。守りに徹したアウエーのオマーンにしてみれば、後ろに下がった中田、三都主なら全然恐くない。日本代表の弱点は得点力。FWに切り札がいれば中田のレジスタもあり得るが。
ボランチは稲本・遠藤。この試合なら3バックの両サイドをケアする守備重視でいい。攻撃は中田を中心にサイドハーフが攻め上がり、そこからのクロスをFWが合わせるか落としたところで得点チャンスを得るパターンが有効。
アウエーのオマーンは、ロングボールを前線に供給してこぼれを狙うか、カウンター狙いだと思う。オマーンは前半体力を温存し、リスクを避ける試合運びをするだろう。日本が中盤でモタモタしていると、オマーンもタイミングを計って強いプレスをかけてくる。日本がまともにそれを受けてボールをとられれば失点する。あるいは、横パスや不正確なダイレクトパスを引っ掛けられて、思わぬピンチを招くこともある。持ちすぎは危険、かといって自陣でとられるのも危険。現代サッカーでは当たり前のこと。相手のプレスを避けるために早いパス回しが必要だが、慌てて相手に取られればそれまで。ミスが勝敗を分ける。ミスを恐れて、相手に取られるくらいならロングボールでFWのポストプレーに期待するという消極策もあるけれど、バランスが崩れて勝てない。ホームでは勝たなければいけない。
となれば、前述したように、プレッシャーに強い中田に預けて、サイド攻撃を仕掛ける方が、得点機会が生まれやすいし、失点確率も低い。もちろん、中田、三都主には相手のマークがきついだろうから、右へのチェンジサイドも有効。右のサイドハーフが日本の攻撃の鍵を握る。いまの状況では、山田(浦和)がその任に当たるのだろうが、三都主に比べれば力不足。
もしかすると、FWの柳沢、高原がサイドに開く必要に迫られる場面もあるかもしれない。そのときは、ボランチのどちらかがゴール近くで攻撃に参加する。稲本・遠藤のどちらかが得点を上げる可能性もある。


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