Sports Enthusiast_1

2003年12月20日(土) 見世物か

大晦日の曙vsB.サップのルールが決定した。3分3ラウンドのK1ルールらしい。高度な試合を期待する人は少ないと思うけれど、このルールなら、見る必要はない。総合ルールでやってもらいたかった。曙の体力が持たないのだろうか。K1ルールというが、どちらもK1は素人である。膝に故障があるといわれる曙のキックなど、期待するほうが無理。パンチもおそらく、オープンブロウなどで有効打は少ないだろう。サップもK1ではミルコ、ボンヤンスキーに惨敗している、巨漢同士という以外、見るべきものはない。
しかし、素人同士といえども、200�舛鯆兇┐訖祐屬�殴り合い・蹴り合いをするというのは、そうそう見られるものではない。スポーツすなわち技術のレベルではなく、怖いもの見たさみたいな興味は尽きない。そこがイベントとしての面白さではある。
曙の魅力は、とにかく、曙がリングに上がることである。試合展開など関係がない。国際式ボクシングならば、ライセンステストがある。プロテストに合格しなければ、リングに上がれない。4回戦、6回戦を経験してメーンイベンターに上り詰めるのが普通だ。ところが、K1にはそんな制度がない。素人がいきなりのメーンイベント。大晦日のテレビを使って全国中継するコンテンツなのだろうか。
総合格闘技ならば、この制度はいらない。出場者それぞれは、異なる格闘技において、経験を持ったもの同士。彼らが最低限のレギュレーションの下で力を競うわけだから、プロであることは前提以外の何者でもない。曙、サップは、相撲、フットボールの経験者。総合ならば、レギュレーションがないに等しいのだから、双方の高度な格闘技の展開が期待できた。
K1はキックボクシングである。格闘技のなかでも制限の厳しい競技に入る。それだけ、キックボクシングという固有の技術が要求されるものだ。K1は、ここのところ魔娑斗、アビディの二人が国際式世界チャンピオンを撃破し、強いイメージを与えてきた。ところが、ここで、曙vsサップ戦というキワモノの登場である。これでは、K1がスポーツであることを、自ら否定してしまったようなものだ。残念なマッチメークをしたものだ。


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