Sports Enthusiast_1

2003年11月20日(木) うんざり、日本代表

きのうサッカー国際親善試合、日本vsカメルーンがあったようだ。試合は見なかった。結果はご承知のように、スコアレスドロー。中津江村との交流などもあり、両国親善を深めたようだ。誠にけっこうなことである。
カメルーンチームは試合の2,3日前に日本に到着。練習らしい練習もない。時差ぼけも解消されていないだろう。いくら鍛えられた選手達といえども、日本が勝ってあたりまえ。
スポーツニュースのハイライト場面など見る限りでは、「あいかわらず」の日本代表なのだろう。弱いプレス、中盤選手の少ない運動量、サイドのタレント不在、FWの決定力不足。いまさら同じことを書いても始まらないので書かないが、俊輔に代わって藤田が入ったことで、「前に飛び出す」人材を得たというのだから、これまでの「黄金の中盤」とはなんだったのか。
いってみれば、日本代表は無限の自己肯定の連鎖に陥ったようだ。緊張感のない国際親善試合を続けることによって、とろとろだらだらと負けや引分けを繰り返しているうちに、いまの日本代表の力をだれも正確に把握できなくなったのではないか。
そればかりではない。日本代表には相手に応じた攻撃の形も守りの形もない。ただなんとなく、90分を過ごしている。選手はみな課題を口にするが、課題を永遠に発見し続けて06年が過ぎていく可能性もある。
このチームの最大の弱点はジーコ監督だが、それと同じくらいのウエイトで、選手の精神面の弱さが挙げられる。このチームは、勝つ気持ちに乏しい。選手の精神面を弱くしているのは、日本のサッカーを取り巻く環境だ。いまの代表は、勝たなくても、誰からも文句をいわれない。監督が選手を怒るわけではない、マスコミが叩くわけでもない、サポーターからものを投げられるわけでもない。
みなが、「日本代表」をありがたがって、「試合をしてくださってありがとうございます」という雰囲気だ。まったくおかしなサッカー風土である。海外のチームに行ったからといって、勝てない代表選手は批判するのが筋だろう。だいたい中田のインタビューの態度がおかしい。勝てなかった以上、もっと謙虚になるべきだろうが。稲本などもそうだ。偉そうな口をきくな、といいたい。
スポーツマスコミは、ジーコを批判できない、だから、選手も勝てなくても平然としている。凡戦に文句をいうサポーターがいない。「日本代表、ありがとう」だけはやめてくれ、ウンザリするわ。


 < 過去  INDEX  未来 >


tram