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2003年11月15日(土) 下手な選手がカードを出される

Jリーグはますます混戦模様。きょうは上位の浦和、横浜、FC東京が負けて、名古屋が引き分けに終り、横浜に勝った鹿島が一気に3位(暫定)に躍進した。上位で勝ったのは市原だけ。「サッカーはやってみななければわからない」とはこのことだ。
エメルソンのいない浦和は、2人も退場者を出した清水から得点を奪えず、後半40分すぎ、清水のアンの一発に沈んだ。浦和の攻撃力は、エメルソンがいるといないとでは大違い。浦和がエメルソンで勝ってきたことが証明されてしまった。横浜は前半、久保が決めて1−0とリードして楽勝かと思われたが、ユが退場になって鹿島に逆転された。どちらも上位チームらしくない敗け方である。とくに2人多い状況で1点もとれない浦和の負けは痛い。首位に立って固くなったか。
最近のJリーグの特徴は、カードが多いことだ。ディフェンスのとき、手を使って相手を押すプッシィング、後ろからのタックル、抜かれそうになって足をかけるトリッピングといった反則が多い。また、審判への抗議でカードを出されるシーンも目立つ。反則については以前書いたことがあるが、これまで、相手選手をブロックするとき、手や肘を使うことが多かった。特に肘は危険なのだが、これが見過ごされてきた。それだけに、審判団が反則を厳しく取るようになったことは歓迎できる。
日本のサッカーでもっとも技術的に遅れている分野はディフェンスだ。いいコーチがいないのが最大の原因ではないか。ポジショニング、タックルといった基礎的なところ、さらに、判断力で劣る選手が多い。反則は技術力、判断力が劣る選手が犯す。相手に抜かれたとき、反則で止めようとするからだ。反則の多い選手は下手な選手――そういう評価が定着してほしい。正当なタックル、ボディコンタクトはサッカーの醍醐味だが、相手をひっかけたり押したりして倒すシーンは見たくない。さらに、審判団への抗議や大げさなダイビングは見苦しい。こうしたシーンを一刻も早く試合から追放して欲しいものだ。
審判にミスがないとはいえないが、現段階における審判団のカードの基準は間違っていない。出場停止が順位に大きく影響することは言うまでもないこと。このままの基準でいけば、上位チームのなかで比較的カードの少ない東京ヴェルディが有利に展開するかもしれない。


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