Sports Enthusiast_1

2003年11月13日(木) 復活は絶望、武蔵丸

武蔵丸が引退の瀬戸際に立っている。進退をかけたこの場所、序盤で苦戦を続けている。スポーツニュースで見る限りでは、故障した左が使えていない。右だけで相撲をとっているのだから、よっぽど相手が弱くないと勝てない。
力士としてもう限界なのか、故障が治れば復活可能なのか――の判断が難しいのかもしれないが、今場所に限れば、金星配給横綱で終わるだろう。
このまま今場所負け越せば(勝ち越すことはあり得ないとは思うが、相撲では何が起こるのか予測不能)、引退である。曙がK−1にいってリングに上がるというから、武蔵丸も総合格闘技への転向があるかもしれない。
かなり前、私は武蔵丸を街で見かけたことがある。米国人と思われる外国人と一緒に二人で歩いていた。私は急いでいたので二人を追い越したのだが、武蔵丸の背中は、本当に巨大な岩のようだった。体の厚みがすごかった。こんなのがぶつかってきたら、ひとたまりもないな、と感心した記憶がある。武蔵丸の所属する武蔵川部屋は東京の下町にあり、拙宅と遠くはなかった。近くのスーパーで、買い出しに来る若手力士も見たことがあるのだが、武蔵丸の巨大さは若手力士の及ぶところではなかった。
いま武蔵丸の問題は左腕の故障である。総合格闘技に転向するにも、腕の故障が完治しなければ、成功は難しいだろう。でも、あの巨大な岩のような男がリングに上がる姿を見たい。減量をしなければ総合格闘技では勝てないかもしれないが、私は巨漢が他の格闘家を圧倒する試合を見たい。相撲そのものが、他の格闘技に通じるものなのかどうかに興味がある。


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