きのうのサッカーアテネ五輪、アジア地区予選は日本代表が抱える弱点をさらけ出した。相手はアマチュアのミャンマーである。大量点が期待されたが、ミャンマーの組織的な守りを破れない。オリンピック代表がだめなのは、前半、ミャンマーの堅い守りを個人技で突破しようとしてことごとく失敗したことだ。組織が未整備なのだ。相手を甘く見たこともあるだろう。前半、1点もとれなかったのは、このチームが組織的訓練を受けていないことを白日の下にさらした。 まず、五輪代表監督の資質である。現オリンピック代表監督がJリーグですら監督経験がないことは、すでに指摘した。ジーコ代表監督は、若い世代とA代表との連携を頭に置いていないため、監督経験のないコーチにチームをまかせ、有機的な選手育成を怠っている。 トルシエがよかったところは、若い選手の面倒を見たことだ(といわれている)。もちろん部外者の素人にトルシエの監督時代の実態はわからない。でも、結果としては若い世代からA代表までの有機的な選手育成はうまくいった。結果が全ての監督業、ジーコよりトルシエのほうが現段階では上である。現役時代神様であっても監督レベルではただの人、何度もいうように、結果が全ての請負業なのである。 五輪代表で思わしい結果を残せなければ、五輪代表監督、ジーコ代表監督を筆頭に、指導者・スタッフ全員の見直しを図った方がよい。早ければ早いほど、日本のサッカー界のためである。このことは何度も書いたことだが、きのうのミャンマー戦をみていて、わたしの主張が正しかったことを確信できた。
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