Sports Enthusiast_1

2003年01月14日(火) 豪快二丁投げ?!

問題の貴乃花が雅山に投げを決められ敗退、と思ったのもつかの間、取り直しである。横綱相手に柔道の大外刈りを決めるとは、と雅山の力量を称えようと思ったところの逆転判定。相撲協会、いい加減にしろ、という気力も起きなくなった。
この判定、テレビではわからないのかもしれないが、鮮やかに横綱の身体をひっくり返したのだから一本勝ちが順当だろう。そのとき横綱は肩を強打し、休場が噂されている。
貴乃花については何度も書いた。スポーツにおいては、格闘技のみならず、どんな競技であっても、じゅうぶんな練習をしないで本気の勝負で勝てるわけがない。プロ野球選手だって調整のため、二軍戦で勝負を経験して一軍に出てくるだろう。野球は格闘技に比べれば、危険の少ないスポーツであるが、相撲は本気でとれば、ケガの危険が多いことは素人にもわかる。まわりの力士が本気で貴乃花を攻めれば、このような場面はいくらでもこの先、出てくる可能性が高い。
ものわかりのいい同僚と協会が人気力士を守るのか、それとも、本気の勝負を復活させて、格闘技路線を進むのか、どうする、相撲協会。


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