| 2002年12月01日(日) |
ジーコ、前言を撤回す |
ジーコ代表監督が、J2からは代表を選ばない、という発言を撤回したらしい。当然のことだ。代表をJ1からしか選ばないなどという不合理な制度は認めがたい。 さて、Jリーグのシーズン終了とともに、スター選手の動向がきになるところ。まず、W杯フランス大会代表の城(横浜、神戸にレンタル)が自由契約、福田、井原(浦和)、山口(名古屋)も契約更新なし、と、元代表選手の多くがチームを去るらしい。Jで活躍しているW杯フランス大会代表選手といえば、中山、名波、服部(磐田)、秋田、名良橋(鹿島)、中西(市原)、小村(仙台)ぐらいか。岡野、望月、平野(神戸)、相馬(東京V)らはいまひとつ。いつ自由契約になってもおかしくない状況だ。フランスには行かなかったが、三浦(カズ)もぎりぎりだろう。いま神戸でベンチにいるが、来シーズンどうなるか微妙な立場だ。 それにしても、サッカー界で長年力を維持していくことは難しいことのよう。トレーニング方法、自己管理など、日本サッカーに問題があるのではないかと思いたくなる。でも若手の才能ある選手が出てくるのであれば、それはそれで仕方がない。実力がすべてのプロ選手、昔の名前だけでは生き残れない。若手のレベルが上がってきて、ベテランを追い越す時期なのかもしれない。であれば、これは日本サッカーにとってはむしろ歓迎すべきことかもしれない。実力に差がなくて年が若いのであれば、クラブ経営者が若い選手を選ぶのは当然のことだ。
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