職業婦人通信
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2005年07月13日(水) 人それぞれの職業欄

今、仕事で
あるアンケートの集計をやっている。

くる日もくる日も
数百通のアンケート用紙に取り組む日々なのだ。

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数千通のアンケートを見て思うのは
「職業欄」の摩訶不思議である。

職業欄に私が書くとすれば、それは間違いなく
「会社員」であり、
他には「自営業」とか「会社役員」とか「公務員」とか、
まぁ十数種類くらいしか記入バリエーションはないものと思っていたのだが

三十代後半女性からの記入例「職業:OL」

OLって・・・呼称っていうか通称っていうか・・・
まぁ書きたいことはわかるよ。私だってOLのハシクレである。
が、それは職業欄に書くこととは思えないんだけどね・・・

同様の例として
三十代前半男性からの記入例「職業:サラリーマン」
というのもあった。
うん、わかるよ、わかるけど・・・
ハッキリ言って常識的とは言えないように思う。

まぁこのへんはまだいい。
高齢世代の職業欄は大変なことになっていた。

「職業:年金」

年金が生活の糧なんだよ文句あっか、という心の叫びは伝わってくるものの
それは職業ではありませんよおじいちゃん、と肩を叩きたくなる例。

「職業:シルバー」

ありえねー、といいたくなるような回答なんだけど
これが意外と複数あったから不思議。
それが職業たりえるならば
「職業:熟年」とか「職業:F1層」とか
書いてもいいような気もする。

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一番おそろしかった回答例は
80を過ぎたおじいちゃんが
「職業:ニート」と書いてきたもの。
おじいちゃん、ニートって言葉を使ってみたかっただけか?

いや、しかし、
現代の職業観はもはや
ニートさえも職業としているのかもしれない・・・


千代子 |MAIL
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